KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

円環少女 (11)新世界の門 (角川スニーカー文庫 153-13)

円環少女 (11)新世界の門 (角川スニーカー文庫 153-13)

円環少女 (11)新世界の門 (角川スニーカー文庫 153-13)

作家
長谷敏司
深遊
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-02-01
ISBN
9784044267131
amazonで購入する Kindle版を購入する

円環少女 (11)新世界の門 (角川スニーカー文庫 153-13) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

まりも

「九位」との決着、そして最終章突入編。今まで自分以外の誰かに敵を殺してもらい自分の日常を守っていたきずなが再演大系を使い魔法使いを盾に銃で敵を殺していく姿は残酷なまでに救いのない「地獄」そのものだった。何でもやれるが幸せになることはできない再演大系。1巻で語られるだけだったこの魔法が最終章突入の大きな鍵になるとは思わんかった。きずなと再演大系がえげつなすぎてメイゼルと「九位」の戦闘が霞んでましたね。神のいない「地獄」から神のいる「約束の地」へ。これからどうなるのか全く予想できない。

2014/08/18

シュエパイ

もはや何もかも引き返せない舞台にあって、たった一人の再演体系が、再び狙われすりつぶされていく日々の始まり。ずっと一緒に、痛みを覚え続けながら読んでいました。それでいて、メイゼルの言葉の一つ一つに、巣食われるような気持ちを味わっています。崩れていく"地獄"の魔法体系に、現れた神様に、物語が加速していくようです。

2013/07/10

のれん

仁という主人公は決して薄いわけではないけど、それを超える勢いで脇役の濃さが濃密になっていく。 きずなちゃんは普通の人を超える課程をまざまざと見せつけ、一気に読者を恐怖へとたたき込んできた。 彼女の魔法の力の本質。まさにSF的狂気がここにあった。

2018/02/16

さとみん

緊迫した状況の中で久々のコミカルシーンが楽しい。朝ごはんは一見ハーレムなのに、実態は針のむしろだし(笑)さらに某インタビューではメイゼルの容赦なさ炸裂で、仁は人生詰んだけど大丈夫?と思わせてからが本番だった。『魔法使い』であること以外の共通点が見当たらないメイゼルときずな、そして舞花。一方で『似ている』仁とケイツ。彼らの選択の先にどんな道が開けるのか。そして「知識から逃げた」円環大系の行く末と再演大系が世界にもたらすもの。残り2巻、どんな景色を見せてくれるのかゾクゾクする。ところであのメイドは誰の趣味?

2023/11/06

晦夢

物語は加速しまくってる。もう、誰にも止められない事態になっている。仁の絶望的状況もさることながら、きずなちゃんが……。神のいない世界に真なる神が。

2013/09/28

感想・レビューをもっと見る