殺人鬼の放課後 (角川スニーカー文庫 901-2 スニーカー・ミステリ倶楽部 ミステリ・)
殺人鬼の放課後 (角川スニーカー文庫 901-2 スニーカー・ミステリ倶楽部 ミステリ・) / 感想・レビュー
itica
ミステリ作家4人の競演。女性陣はソフトで良かったが、男性陣はえぐい描写と文字通り「殺人者」以外の何物でもない気味の悪さがあった。理由も分からず殺される恐怖たるや・・・
2022/02/04
りゅう☆
恩田陸さんは『麦の海に~』のその後の物語っていうのを知らなかったので、ヨハンや校長、学園メンバーに会えて嬉しかった。ヨハンって冷静沈着なイメージだったけど、こんなに冷酷だったっけ?小林泰三さんは初。痛々しいグロさもあったけど、結構早くから二人の関係が読めたかな。新津きよみさんも多分初。騙された感が大いにあるし、最後はゾッとなるんだろうけど、私の中で「ふーん…」で終わるという、ちょっと物足りなさあり。二人とも読みやすかったけどね。乙一さんは再読。残酷なんだけど、何度読んでも姉弟愛に涙しそうになった。
2015/09/18
けいちゃっぷ
小林泰三の名前があったので購入したが、15年前の本だとは読むまで気がつかなかった。 タイトルに沿ったテーマアンソロジーかと思ったが。 10年くらいご無沙汰している恩田さんのはシリーズものかスピンオフだろうが、元のを読んでないのでピンと来ないね。 小林さんは、まあ何と申しましょうか。嫌いではないが。 新津さんのは双子の扱いが都合良すぎじゃないですかい。 乙さんは再読。忘れていたけど少し読んだらけったくそ悪いのを思い出した。ただ余りにも人工的すぎる。そういう設定なんだろうけど。 197ページ
2017/05/15
カロリーナ
☆2 ミステリ・アンソロジー第2弾。殺人鬼をテーマに、恐怖とサスペンスに満ちた4編収録の作品集。第1弾は未読、恩田陸『麦の〜』(お気に入り)のヨハンのその後の物語が目当て。これは『麦の〜』ありきで、未読の方は楽しめないかな。ダントツは乙一「SEVEN ROOMS」。グロい怖いで完全に好みとはかけ離れていましたが、最後は涙を堪えながらの読了でした。小林泰三「攫われて」はただただグロいだけで後味最悪(しかも読解出来ず。話を聞かせていたのは、犯人ですか?)。新津きよみ「還ってきた少女」はオチがあれでい
2014/07/22
よしりん
普段読まない小林さんの以外は他のアンソロジーで読んだことのあった。
2018/04/13
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