消閑の挑戦者3 ロスト・エリュシオン (角川スニーカー文庫)
消閑の挑戦者3 ロスト・エリュシオン (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー
ふじさん
傑作。本格ミステリのコードに則って構築されたプロットはスリリングで、最後の一行・一文字に至るまで楽しめた。シリーズ全体の集大成と言った印象もあり、個人的に小粒だと感じていた前巻への評価までまとめて引っくり返されたことには驚きだった。思うに、岩井恭平は「出会い」ではなく「再会」を書く作家なのだろう。周囲の人間が次々と通り過ぎ消えて行く、孤独な王として存在していた小槙にとって、今作のラストに描かれる「再会」は彼女の成長を端的に表現していたようにも感じられた。続刊が出るなら読みたいが、この一冊で充分満足な気も。
2010/10/22
月雨あずき
今回は後味がいい感じ・・・続刊あれば読みたいけど、出る予定がなさそう・・・
2011/03/27
ほにょこ
★★★☆☆ あとがきではまだ続けるようなことが書かれていましたが、 続編は出ていないようですね。 続き読みたいなあ。
2016/06/26
ナイトは許されナイト
★★★
2016/06/05
いんちょ
2005-0704-188.
2015/05/05
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