KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

タブー (角川ルビー文庫 14-2)

タブー (角川ルビー文庫 14-2)

タブー (角川ルビー文庫 14-2)

作家
須和 雪里
西炯子
出版社
KADOKAWA
発売日
1993-01-01
ISBN
9784044341022
amazonで購入する

タブー (角川ルビー文庫 14-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

辺辺

は~~、久しぶりの充実感と満足感。何十年ぶりの再読。4つの短編の中で、一番お気に入りの「いつか地球が海になる日」のみ読了。親にさえ愛されない子供の悲しみを綴る作文の処で再読なので、わかっていながらもまたうるうるしてしまった。冒頭の「俺は変態である」のインパクトに反して、凄く心を打たれる感動作。やっぱり古き良き時代のJUNEものは良いな。どうでもいいけど、絵師の西さん、もうこのジャンルから遠のいて久しいな。(フジミのせいじゃねぇ?)もし、ずっと描きづつけていたら、今頃は神絵師になっていただろうに、無念。

2020/04/20

京子@オランダ

「いつか地球が海になる日」の評判を聞いて購入。買ってよかったです。その他の短編も良いですね。「俺たちの崩壊」是非続きが読みたいです。

2010/11/05

madhatter

「いつか地球が海になる日」、女の子の存在がここまで大きなプラスの意味を持っているBLは、当時結構珍しかった。リアルタイム読者だったが、未だに強烈に覚えている。

yomidou

西さんの挿絵に惹かれて入手。運命の恋が泣ける「いつか地球が海になる日」、「テリトリー」の本気のホラーっぷり、「俺たちの崩壊」のあいまいさ、どれも良かったけど、やっぱり「タブー」かな。悲しい過去を持つ少年の底抜けの明るさと前向きさに癒された。仄暗いのにどこかあっけらかんとした笑いもあるバランスにはまりました。濃すぎないJUNEの雰囲気がいいなー。

2010/09/04

あざみ

表題作はもちろんですが同時収録の「いつか地球が海になる日」も切なくて涙が止まりません。

感想・レビューをもっと見る