貝殻にウォークマン (角川ルビー文庫 20-1)
貝殻にウォークマン (角川ルビー文庫 20-1) / 感想・レビュー
いち
タヒチを舞台にした素敵な話でした。主人公達もこの作者さんも海を敬愛しているんだとひしひしと感じられました。1996年に出版されたされた作品で古本屋にしかないと思いますが、探して読んでみる価値は大ありです。 主人公は義理の父親と共に真珠の買い付けにタヒチにきていたのですが、はじめはその義父との関係がぎこちなかったのが、だんだんとうち解けていき、最後らへんで、『ええ、お父さん……あなたの息子です。』と義父に答えるシーンがこのジャンルは2人の世界になりがちなせいか新鮮に感じられて
2010/11/17
あやた
海を愛する男達の物語。情緒的。松岡作品の海外ネタとしてはやや上品な感じ?やっぱり魅力的
2009/03/18
はるかかなた
記録の為に再読。高志の器の小ささにいらっとしました。瑞樹は心が広いなぁ。最近は富樫ゆいかさん名義では活動されてないんですかね?桃栗みかんさんの絵が懐かしかったです。
2014/10/29
樹雨野きんぎょ
日本の宝石商の息子で真珠養殖の視察について来た大学生の攻めと、タヒチで暮らす受け17歳。だいぶ古い作品。現在の華やかさ全開の松岡さん節はこの時点ではおとなしい感じがするけども、ピュアで優しい話でした。海は神秘的で素敵なシチュエーション!私は水恐怖症だから無理だけど、憧れる…(*´ρ`*)リゾートBL的な!
2011/10/11
wooly
現在の作風のベースがありつつも、全体的にはやや静謐な空気。高志と瑞紀、互いにそれぞれの孤独をひっそりと抱え、海の底の真珠のように育まれる恋に心地よく揺さぶられるすてきな1冊。
2010/04/16
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