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退団勧告 (角川ルビー文庫 23-15)

退団勧告 (角川ルビー文庫 23-15)

退団勧告 (角川ルビー文庫 23-15)

作家
秋月こお
西炯子
出版社
KADOKAWA
発売日
1999-07-01
ISBN
9784044346256
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退団勧告 (角川ルビー文庫 23-15) / 感想・レビュー

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さとまみ(コミックス&BL小説専用)

音楽にしても他の事にしても、それにズッポリはまっている人は目が肥え耳が肥えしてるので、違いがわかるんだろうな。キモノ即販のバイト行った時、写真を見てこれIKKOさんの着付けだってわかる人がいてビックリしたことあったけど、同じ曲でもみんな違う音出すし、違う曲でも曲聞いただけで、これ誰それの指揮だろうっていう人もいる。そこまで到達できてない人にでも伝わる音楽をするのは難しい。ユウキ頑張れ!

2017/09/26

雨蛙

第3部-3。「退団勧告」というタイトルからして不穏なことが起こりそう。悠季が?圭が? いよいよフジミを離れる時が来たのか~と、どんな事が起こるのかワクワクしながら読んだ。

2017/10/11

ひなた*ぼっこ

第三部の3、シリーズ14作目。マイナスイメージなタイトルだけど、その実巣立ちを後押しする巻。バイオリニストとしての成長は順調だけど、悠季が皆から痩せたって言われててズボンがゆるゆるらしくて、元々華奢なタイプなのにどんだけガリガリになっちゃうのかと心配。

2020/02/23

れいく

穏やかでないタイトルに、どうなるんだ?と思いましたよ。ヴァイオリンの練習が楽しくて仕方がない悠希がついつい人付き合いを面倒だと思っちゃう所、人としてイカンでしょ!と思うものの、好きな事にのめり込んでいる時ってのは楽しい方に流れて行きたくなる気持ちはよ~く分かるよ、うん。そして演奏会、やはり「こういうタイプ」が入賞するんだね(笑)。耳の肥えた観客には悠希と他の入賞者の違いは分かったに違いない!しかし……どんどんえっちが濃くなっていくなぁ(爆)

2010/08/27

小杜桜香

第3部完結。悠季は演奏会のため「自分の音」探しに奮闘していた。真剣に音楽と向き合うほどオケと距離が出来てしまい、休団になる。繊細な悠季はコン・マスとして責任を果たせないことに申し訳なさと居心地悪さを感じていた。休団の身ながらコン・マスとして団員の性格を考慮して意見を言わなければならない場面は憂鬱で胃が痛い。特に臍を曲げている市山にはお手上げ。自分の吹奏楽時代、部長の苦悩が蘇り、読むのを止めようかと思った。しかしすべてを乗り越えた時にはほっとした。次は留学編。これからも若き音楽家の成長を見守りたい。

2015/05/08

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