恋ヶ淵百夜迷宮 (角川ビーンズ文庫 31-1)
恋ヶ淵百夜迷宮 (角川ビーンズ文庫 31-1) / 感想・レビュー
真理そら
札差「伊勢倉屋」の若旦那・松太郎の世話役をすることになった手代・竹二と対談方・梅沢の松竹梅があれこれ事件?解決する話で、私好みの要素が詰まっているのに物語の世界に引き込まれないのはなぜだろう。梅沢のパワーが強すぎてアンバランスな雰囲気になっているからかもしれないし、竹二のキャラが弱いからかもしれない。あれこれ惜しい雰囲気の作品だった。
2022/04/24
ヒロ@いつも心に太陽を!
舞台は江戸、伊勢倉屋の若旦那である美青年の松太郎(22)店の手代できりりと男前な竹二(18)正体が実は猫又という美丈夫の梅沢(猫時は梅吉・年齢不詳)の松竹梅トリオ。妖ものに気に入られる体質の若旦那と祓う力をもつ手代と妖そのものである猫又。彼らが巻き込まれた鯉ヶ淵の怪の真実とは?/うーん、設定は私が好きな感じなのだが如何せん読みにくかった(´д`*)言葉の使い方が私に合わないみたいでキャラにも好感もてず。それなりに面白かったけどシリーズ化されなかったのがわかる気がした。
2012/07/05
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
読友さんご紹介本**妖怪恋愛奇譚**時は享保年間の江戸。浅草、山谷堀の鯉ヶ淵に浮かんだ一体の溺死体。それは美しくも幻想的な事件の始まりだった…。艶麗なタッチで描かれる幻想ファンタジー!?(紹介文・他より)――これは面白い!札差伊勢倉屋の若旦那、松太郎。手代の竹二。そして、茶飲み友達の梅沢。この『松竹梅』のトリオが実に魅力的!彼らの会話と江戸の町並みから伝わってくる江戸情緒。そして、江戸の薄闇を隔てて人と同居する妖怪の空気感が秀逸でした! ⇒続き
2014/01/04
すがやん
児童文学の作者が描く、妖怪幻想時代劇。宝暦頃の江戸が舞台。松・竹・梅の3人(!?)のキャラが楽しい。時代考証もしっかりしているし、本格的な時代劇なのに読みやすく、少女文庫以外で、シリーズ化して欲しかった!男女共に大人が楽しめる作品なのだから・・
2009/09/25
cassyu
図書館のジュブナイル文庫棚をあさっていたら「あれ?たつみやさんの時代物?」しまった。読み逃してました^^;;流れは読めてしまうのですがさすがに面白い!「妖がみえてしまう主人公」というと数人思い当たりますが(笑)負けず劣らずキャラたってます!狂言回し役もいい味だし、シリーズ化してほしかったけれど・・・たつみやさんの執筆ペースじゃ贅沢はいえないでしょうね。。。でも続編はぜひぜひ・・・と願ってしまいます。
2012/04/24
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