KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を (角川ビーンズ文庫)

作家
結城光流
あさぎ 桜
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-09-01
ISBN
9784044416126
amazonで購入する Kindle版を購入する

少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

合縁奇縁

『少年陰陽師のお楽しみ袋が登場!!』大陰陽師晴明の孫ながら見鬼の才が全くない昌浩・13歳。都の路を歩いていると目の前にぽとりと、不思議な物の怪が落ちてきて…。昌浩ともっくんの出会いを描く注目の一作の他、書き下ろし短編も含め計四作を収録!!「少年陰陽師」シリーズ第8弾。短編集第1弾。本編のシリアス感は微塵の欠片も見せず、楽しい内容となっています。「霧の籬を吹き払え」が一番好きです。昌浩ともっくんの出会いと初調伏。もっくんのわざとらしい演技がツボ。「朧の轍をたどれ」…車之輔式になる。「うつつの夢に鎮めの歌を」

2017/08/09

七月せら

〈再読〉昌浩ともっくんの出逢い、車之輔の大活躍と大躍進、楽に宿る想いとほんの少し縮まった二人の距離、そして深雪の中の厳かな酒盛り。とても優しくて温かい心に溢れた短編集。けれど本編があまりにも切なく辛く張り詰めているので、なんだかとても儚い、うつつの夢のように感じてしまうのです。闘い続きな日々のつかの間のひと息に、心落ち着ける穏やかな時間が訪れますように。

2018/10/31

梅みかん

昌浩ともっくんの出会い。ここであの誓いがあって、二人が相棒としてスタートしていく。昌浩にも物の怪にあんなに慣れてないころもあったんだね。このころはほのぼので落ち着く。

2019/05/05

雪守

少年陰陽師シリーズ第一短編集。本編の方はかなり深刻な展開だったけれど、こちらは比較的和やか。親族から隠すために彰子が一時隠れ住むことになった屋敷での話の表題作が一番好きかな。やっぱり彰子と昌浩の二人にはほのぼのさせられます。車之輔が式になる話もテンションの高さと妙に愛嬌のある車之輔がお気に入り。もっくんに次いでマスコット的な立ち位置だよなあ。

2012/09/24

まりもん

読んでいてこの短編集はもっくんが以前のもっくんの為、昌浩とのあの軽快な会話が聞けるので楽しかった。そのぶん本編に戻ったらあの重苦しい関係になるかと思うと・・・嫌だーー。

2012/04/10

感想・レビューをもっと見る