少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え (角川ビーンズ文庫)
少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー
まりもん
やっぱり真赭は怪しかったよ。あんなに変貌した珂神比古になったことに何の驚きもなく普通に接していた。たゆらはもゆらを殺したのは匂陣と誤解していたが、それも珂神になった側の作戦。もゆらの魂の訴えで彰子の話を信じてくれたたゆら。もゆらを信じて助けようとしたら真赭のせいで襲われてしまう。何とか昌浩との再会を果たした彰子だが、もう精神的に辛かったんだろうねという様子が一目でわかってしまうぐらい疲れていた。
2012/04/24
綾乃
もゆらのしにより珂神として覚醒してしまった比古。大蛇との戦いに苦戦する昌浩と神将たち。 珂神編第4段では、戦いもさることながら珂神と真鉄、妖狼たちの過去、風音の後悔と紅蓮による断罪など、それぞれの心模様が中心の巻となっているのだが、紅蓮と勾陣の掛け合いにほんの少しほっとし、九流一族の過去が切ない。 ラスト、比古に襲われた彰子を助けるため、禁を破って術で人を傷つけようとした昌浩、彰子のこととなると理性を失いがちになる危うさが心配になる。
2020/04/26
うみ
少年陰陽師第18巻!珂神編第4弾!比古が珂神に乗っ取られて、あの優しい少年の面影はなくなるわ、彰子が贄として囚われるわ、心臓がもたない!!!昌浩早く助けに来て!
2018/02/19
梅みかん
もゆらの話が辛い。 紅蓮と勾陣のやりとりとか、六合と風音のやりとりがほっとできる。
2019/06/12
みとん
もゆらが!もゆらがぁ~‼あんなにもふもふで無邪気で可愛いのに、何てこと!前巻のラストではああだったけど、道反勢の殺しても死ななそうなしぶとさのようにきっと助かると思ってたのに。真鉄も怖いけど、狼ママが怖い!自分の息子よりも八岐大蛇が大事なの?そして、大蜘蛛の名も!巌(げん)さんです。チビ風音とのやり取りが可愛かったなぁ。本当ならそのまま守護妖たちに可愛がられて育つはずだったと思うと切ない。比古も大事に育てられてきたはずだったのに、どこで間違ったんだろう。そう考えると昌浩は大変だけど幸せだなって思う。
2016/11/27
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