そのとき君という光が (角川ビーンズ文庫 2-10)
そのとき君という光が (角川ビーンズ文庫 2-10) / 感想・レビュー
合縁奇縁
“鏡の盾”を継承し、最愛の妻から忘れ去られたパルメニア国王ミルドレッド2世は、失意のうちに新たな政略結婚の相手を捜しはじめていた…。エルゼリオがミルドレッドを忘れていき、最後には本当に忘れてしまってのが悲しいです。この続きが出ないのは打ち切り?
2018/12/05
でんか
この3巻目はのっけからつらい構成。セルマゲイラとミルドレッドの逢瀬を描いた掌編が入ってるのだが、その後を知っているので、読んでてつらい。その後のミルドレッド、シグルド、エルゼリオの面々のたどる運命と、吐露される心情を読んでるとつらい。一人フランは平和だろうきっと、と暢気に構えていたら、最後の幕間で明かされた来るべき未来が、これかああああって感じでガツンとやられました。フランも、それからは逃れられないわけですよね。最後、なんとなく無理くりまとめた感がありますが、これはこれでお見事な一作だったと思います。
2017/11/04
deltazulu
仮面の持ち主と対峙する為に、王宮へと入り込んだら、ミルドレッドの愛妾になっちゃうってどういうことだ!もうニヤニヤが止まらない。しかも単に都合が良いからだと思っていたら……「椅子」はやばいよね、うん。それにしても切ない思いが描かれるお話しだったなあ。忘れ去られることがどれほど辛いことかがよく分かる。だからこそ忘れないようにしようとする人も……。彼らの思いを踏みにじるのが、忘れて欲しい人であることが皮肉でならない。にしても、この状態で続きが出ないとは、どういうことかね!?
2010/08/17
蒼1228
アリーって奥さんいるけど呪いは?と思ってたらキター!1巻で出てたあの子の再登場といい容赦ない(ブルブル)でも容赦のない話は好き…と思ったら続きは?!
2010/01/27
七奈
再読。最後のアリーとロジェのやりとりは何度読んでも泣きそうになる。続きが読みたいです…
2010/01/19
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