オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う (角川ビーンズ文庫)
オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー
yosa
いやあ少女小説って何なんでしょうね? こういうレーベルは全然読んでいなかったから定義すら良く知らないけれど、この物語であれば「なんで少女と限定されているんだ……」と読後不思議になった。まあ普通に面白い。下手な電撃文庫よりも面白い。男子も好きな奴絶対いるって、こういうの。少年ジャンプの読者には女子が多いらしいけれど、男がビーンズ文庫は手に取りにくいからなあ。ちょっと勿体ない。結局何も解決しない雰囲気小説だから、いかに世界観に魅入られるかが勝負。これはこれでいいけれど、もっとエグく、刹那的なのも読みたいね。
2020/05/20
でんか
うーん、ふつう。シリーズ1作目。全8冊+αで完結済み。死にかけてる薬師カナギと美貌の詩人ソラ、魔術師のミリアンの物語。この巻は、登場人物紹介と世界説明とって感じでしょうか。イラストレーターさんの描かれる世界通りのお話で、なんというか言葉を尽くしたファンタジーな感じ。なかなかこの作家さんの流儀についていけず、途中巻で脱落してしまった。次巻を置いて再読すれば楽しめるかもしれんと思いつつ。
2018/05/03
つたもみじ
著者さんデビュー作。剣と魔法と、呪いと魔物。世界の王と、不死者と、鳥の神。ごってごてのファンタジー。魔物の呪いを受けた、剣士にして薬師の青年・主人公カナギは、呪いのせいで喀血癖があるが病弱と言われるのが嫌い。相方は、不自然なまでに整った容貌だが、得体のしれない詩人・ソラ…明らかに胡散臭い。ヒロインの少女ミリアンは元・主人公を狙う暗殺者…可愛い。大災害で一度滅び、鳥の神によって復活した世界で、彼等の旅が始まる。シリーズ1巻。まだ序盤だけれど、カナギとソラの会話は軽妙で、あれこれテンコ盛りで楽しかった。
2016/03/18
かや
『六使徒』シリーズでドハマりした、栗原ちひろ先生×THORES柴本先生の初タッグ作品だと言うことで。『世界の王』と『鳥の神』によって復活世界と魔法に遺跡に不死者、そして魔物、この世界観好きです。〈病〉を負った剣士にして薬師カナギ、不思議な詩人ソラ、覚醒したカナギの抹殺を狙うミリアンの妙に影が有る3人の主要人物が良い。特にソラが不死者に語った言葉や彼の正体が凄く気になります。カナギとソラの会話もおもしろかったな。これからの3人の旅が楽しみ。
2014/03/28
まりもん
主人公のカナギが病弱を認めないところが面白かった
2011/04/19
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