オペラ・フィオーレ 花よ荒野に咲け (角川ビーンズ文庫)
オペラ・フィオーレ 花よ荒野に咲け (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー
つたもみじ
シリーズ第三幕。カエキリアから闇魔法教会へと。カナギ、ソラ、ミリアンの三人が、仲間として自然になってきた。ミリアンが自分に素直になって、どんどん可愛くなっていく。ソラも、カナギとミリアンに影響されてなのか、超越した存在から人間味が出てきたというか。闇魔法教会の教主は全くもって食えねえジジイで面白かっただけに残念だ。今後は光魔法教会と闇魔法教会の争いに発展…って事なんだろうか。黒いゆりかごや、ラストに出てきた光魔法教会の教主、ラングレーの言動、物語はますますきな臭い。バシュラール…お前、それでいいのか?
2016/06/10
よっち
3巻。前回で詩人の正体が明らかになったけど、今回はミリアンの出生について、ラストで漸く見えてきた感じ。新キャラのラングレー卿もバシュラールと絡む事によってまたイイ味だしてるし、この先カナギの敵になるだろう、黒いゆりかごという組織も出てきて、いよいよ3人の舞台が盛り上がってきそうです。
2013/09/25
かや
今回はミリアンがメインだったかな。少しづつ3人の距離が縮まってきている感じがいい。自分の故郷がどういうものかを見つけたミリアンのカナギと詩人に対する素直な思いが可愛かった。ウルゴとの戦いでも、頑なに生きることを選ぶカナギの単純な純粋さは好きだな。ソラはカナギとミリアンの影響でちょっと人間味が出てきた。でも、まだまだこの人は謎。終章の光魔法教会の教主もだけど。ラングレーがもたらした知らせがどう影響を及ぼすのか不安でもあり、楽しみでもあります。
2014/04/03
つかさ
再読。ミリアンがどんどん可愛らしくなっていきますね。この巻で一番の変化があったのがソラかな。彼は世界に属しているようでいないようなそんな存在だったから。カナギは相変わらず、でも少しずつ変わってきているようで。やっぱりカナギ、ソラ、ミリアンの3人組がわちゃわちゃしているのが微笑ましくて好きだったりします。道中は穏やかではないんですけどね。
2013/12/21
まりもん
今回はミリアンの過去を知るために闇魔法協会の本部に向かう。この闇魔法本部にてカナギの運命を狂わせたものが発覚する。 バシュラールのライバル(?)と思われる帝国軍のラングレーって・・・おもしろい性格で今後もバシュラールにからかわれ続けるのだろう
2012/03/17
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