サイバーナイト漂流・銀河中心星域 上 (角川スニーカー文庫 601-4)
サイバーナイト漂流・銀河中心星域 上 (角川スニーカー文庫 601-4) / 感想・レビュー
トラシショウ。
書庫整理につき再読。遥かな未来、海賊討伐に向かった傭兵部隊の船「ソードフィッシュ」は奇襲に失敗、緊急措置として破損したモノポール・コイルによるジャンプドライブを実行する。14光年がせいぜいの時代の中、飛ばされたのは地球から2万八千光年離れた射手座Aウエスト=銀河中心星域だった。高度知性体「メンターナ」、交易種族「トレーダー」、そして全宇宙の生命を滅ぼす為にのみ稼動する自動機械(オートマトン)「バーサーカー」。多様な存在と出会いながら、遥か彼方の故郷を目指す宇宙の傭兵部隊の旅路が始まる(以下コメ欄に余談)。
2017/09/04
なつみかん
今年になって、山本さんにマイブームとなり、著作を追いかけている。初期の作品まで遡ってきて今作、平成三年の初版の本、決してつまらないわけではないが、多分、現在には流行りではないのだろう〝SF〟だった。図書館で借り読みなのだけど果たして僕の前にコレを借りた人はどれくらい前だろう?(^_^;)
2018/12/14
活字スキー
【祈っているひまがあるなら前進せよ】当時は単純にゲームを楽しみ、小説版があると聞いて試しに読んでみたらめちゃくちゃ面白くて、自分のSF原体験と言ってもよいかもしれない。山本先生はとにかく古典SFを踏襲するスタイル大好き星人なので、今読んでも当時と変わらず古き良きSFとして楽しめると思う。「バーサーカーは生き物をモデルにして造られた……?」「違う、違う!」
カム・ウィズ・アス
PCエンジンソフトのノベライズ。24年の時を経て初めて読みました。面白いっすよね、SF知見の披露のしかたが。こういうふうに書けたらかっこいい。しかし物語は群像劇で視点人物が定まらないために、最初はとっつきにくい。これでもかとつめ込まれているアイデアを楽しむ本。
2015/12/22
おのちゃん
息子に昔やったゲームで面白かったソフトの事を教えて聞かれ、懐かしさから読み直したのですが、24年経過した今でも 私の中ではSF小説の傑作です。 少年時代、ワクワクして見ていた銀河宇宙オデッセイやスタートレックにも通じる世界観。 大人になって失われて来ている、未知への探求心を思い出させてくれる作品でした。
2015/11/14
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