ロードス島戦記 5 (角川スニーカー文庫 604-7)
ロードス島戦記 5 (角川スニーカー文庫 604-7) / 感想・レビュー
Die-Go
図書館本。30年近く振りの再読。呪われた島の二つ名を持つロードス島を舞台に冒険者達が活躍する、剣と魔法のファンタジー。5巻はパーンが再びメインを張り、ロードスのあちこちに飛び回り、数々の困難を乗り越え成長していく。文体に拙さはありつつも一気に読ませる筆致はある。★★★☆☆
2019/04/25
オーウェン
5巻目は3つのエピソードに分かれて展開する。 モス王国の王子であるレドリック。 ヴァリス王国のエト。 カノン王国のレオナ―。 3人の王の決断が描かれ、それに対するパーンの王になれという解答が最後に明らかになる。 並行してアシュラムの復活というテーマも相まって、最後の決戦に臨む準備が出来上がることになる。
2021/10/29
Tetchy
今まであまり語られる事のなかったモス公国やヴァリス、カノンに焦点を当てた、連作短編集のような作品。いやあ、これが後々活きてくるのだから、物語としても深みが増すね。
2008/09/28
佐島楓
手に汗握るシーンが多くて、のめりこんで読むことができました。パーンは王位につくよう求められるほど成長しており、かといって当初の純粋さを失ったわけでもなく、このバランスが絶妙です。アシュラムとは再びまみえるのだろうなあ。強くなってゆくパーンに期待します。
2014/03/08
ちび\\\\٩( 'ω' )و ////
「アラニアの王として立て!」カシュー王やスレインから説得を受けるパーン。英雄戦争から始まったロードスの戦乱は続く。パーン達は混乱の極みにあるロードス島南部に向かって、苦難の旅を再開する。モスへ、ヴァリスへ、カノンへ。戦乱の渦中にある三つの王国で待ち受ける新たなる戦いと「三つの王の物語」王の資質、王となる意義、王とは?パーンが出す答えとは?そして戦乱の元凶、ウッド・チャック・カーラと雌雄を決する時は来るのか?この物語も吟遊詩人から詩人へと歌い紡がれ、大陸へと渡り伝説の叙事詩、伝説の英雄譚(サーガ)となる。
2019/02/05
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