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ロードス島伝説 永遠の帰還者 (角川スニーカー文庫 604-14)

ロードス島伝説 永遠の帰還者 (角川スニーカー文庫 604-14)

ロードス島伝説 永遠の帰還者 (角川スニーカー文庫 604-14)

作家
水野良
山田章博
出版社
KADOKAWA
発売日
1999-12-24
ISBN
9784044604226
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ロードス島伝説 永遠の帰還者 (角川スニーカー文庫 604-14) / 感想・レビュー

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オーウェン

ナシェルに特化した短編集であり、ロードス伝説の前の物語と、途中退場した後のナシェルの行く末を描いた物語。 これまで明かされなかった物語だが、小出しにされていたので、そこまで驚くような話ではなかった。 補足用の話なのでしょうがないことだが、ナシェルの生存を明らかにしなかった点で、後のロードスの物語に関わることはあるのかどうか。

2021/10/20

ちび\\\\٩( 'ω' )و ////

ナシェルの父、スカード王ブルーク。妹リィーナ姫。風竜ワールウィンド。そして妻ラフィニアによる、ナシェルと繋がりの強かった人々の、章ベースに展開された、ロードス島伝説の序章でもあり、そして真の最終章とも言える補完的作品。父王の思いと魔神戦争の発端。リィーナの出生の秘密。竜騎士への道程。ラフィニアの思い。それぞれの心情が本編に深みを増す。数々の誉れある渾名を持つ彼だが、そんなものは何の意味もなさない。生きていてこそである。「天空の騎士」の栄誉こそが、彼の物語に大団円を与え、今世に帰還たらしめたのだから、、、。

2018/12/01

Tetchy

一見、竜騎士、魔神、魔法など、典型的なモチーフを取り扱った作品と思われていたこのシリーズは、実は単なるファンタジー物ではなく、作者なりに、濃度はどうあれ、リアリティー、根拠付け、動機付けを持たせようと腐心していることがわかった。今まで竜騎士が竜を操る事に対してこれほどまで深く理論付けた作品があっただろうか?

2009/04/06

花宴

ロードス島伝説の序章(「太陽の王子、月の姫」「血の絆」)と終章(「竜の心、魂の魔神」)が収録。ナシェルがどうやって竜の心を掴んだのかのエピソードはぜひ知りたいと思っていたのでこれは嬉しい。ブルーク王はどう考えても愚かな…としか思えず。ナターシャの復讐なわけあるかー!と突っ込まずにはいられず。その愚かさがロードス全土を巻き込む魔神戦争へつながり、ナシェルの未来を閉ざしたのだよ。リィーナもとんだとばっちりと言うには悲劇的すぎる。子を思う親の心は闇。

2020/09/06

じお

★★★☆☆ 苦しい運命に翻弄された悲劇の英雄ナシェル、これは彼をめぐる始まりと終わりの物語。面白かったです、本編でカットされてたりふんわりとしていた所を補足する内容、親父は割りと有能みたいな事をチョイチョイ書かれてますが、今巻の話見てると愚かとしか…、まぁナシェルがもう少しボンクラだったら妹も心奪われなかったし、親父も変な野望を抱かなかったし、ベルドもウォートもナシェルによって色々と期待したり失望したりして精神にダメージ受けたし、才能があるってのも考えもんですね

2024/01/22

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