新ロードス島戦記4 運命の魔船 (角川スニーカー文庫 604-24)
新ロードス島戦記4 運命の魔船 (角川スニーカー文庫 604-24) / 感想・レビュー
オーウェン
シリーズ4作目は海峡を封鎖した新生マーモ帝国に対し、海戦を挑むマーモ公国。 ようやくというか、やっとというか、パーンとディードリットが遂に登場する。 そこに組み込まれるリーフの戸惑い。 三角関係の様がほんとに恋愛小説のようだが、スパークとニースはお互い決まっているかのようで決着がつく。 そしていよいよ物語は最終章へ。
2021/11/06
まりも
邪神戦争後のロードス島を舞台にした物語の5冊目。古代王国の強力な魔法装置を有した軍船を潰す為に、スパーク一行が戦いを挑む事になる話。うーん、やっぱり盛り上がりに欠けますね。パーンの再登場は興奮したけど、それも台詞の少ないゲストキャラ的な扱いだったし、肝心の軍船との決着もかなりあっさりと終わったので拍子抜けでした。これだけ色々イベントあったのに、ニースとリーフの女の戦いくらいしか見物になるのが無いっていうのが惜しいな。お次は教団戦編みたいだし、最終章くらいはロードスに相応しい面白さを祈りましょう。
2016/05/04
しーふぉ
真の敵がはっきりして来た。小ニースはどうなるの?パーンのキャラ変わってる…
2017/11/12
Tetchy
タイトルにもなっているこの魔法船だが、これまでの竜退治とかと違ってあっさりと対決は終わる。ページ数も200ページ余りと大変少ない。ともすれば外伝みたいなエピソードと変わらないようだとは感じた。本編は次回に続く大きな事件の序章に過ぎないような感じだ。従って結末もいささか尻切れトンボで物足りない。また今回パーン、ディードリットが登場するも何の活躍もしていない。今後のロードス島戦記は寧ろ冒険ファンタジーものというよりも政治色を強めたファンタジーの色合いを強くしていくのだろう。寧ろそちらの方が興味深い。
2009/09/02
じお
★★★☆☆ 再読。竜の危機が去ったと思ったら今度は軍船による被害を被るマーモ、暴れまわるこの軍船を打倒すべくスパーク達は自ら乗り出すのだが、負けヒロインは可愛い法則の王道ファンタジー新シリーズ第4巻。まずまず、新ロードスの特徴はやはりこの作者も望んでないらしい三角関係を始めとした恋愛描写の多さだろう、正直面白いかと言われるといや…と、三角関係、というか二人と一人みたいな関係ならただ可哀想なだけだからやらなくてもと思ってしまう
2024/01/23
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