薔薇のマリア I.夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫 し 1-1-1)
薔薇のマリア I.夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫 し 1-1-1) / 感想・レビュー
とら
何かもっと正統派ファンタジーかと思ってたら地下潜った。ゲームで言う風来のシレンの様な不思議のダンジョン系。それだけで設定として面白いのに、何より文体が好き。会話だけじゃなくてその他説明とか余談とか全体的に面白い。キャラも全員個性があって良いと思う。けれどマリアはカタリにキツく言いすぎだし、カタリは卑屈になりすぎだと思う。でもそういうことは冒険、人生にも必要不可欠な要素だと思うので、そこもちゃんと見ながらこれからZOOの旅路を見守っていきたいです。
2011/07/05
まりも
設定が分かり難いせいか読みにくかったが個性的なキャラたちによる掛け合いは面白い。また主人公TSUEEE系ではなく団体で敵と戦うというのも良いですね。戦闘中でもキャラの独白が入ったりするせいでテンポが悪くなるのはしんどいが最初に書いたようにキャラは魅力的なので慣れたらいけると信じてます。どうやら前日譚となるVer0から読んだ方がいいみたいですね。
2014/04/19
ソラ
内容(「BOOK」データベースより) 九頭竜大骨格と呼ばれる巨大竜の骨が“蓋”となり、異界生物を封じ込めている地下空間に、財宝を求め危険を顧みず潜り込む集団がいた。クランZOO。美しくも頼りないマリアローズを筆頭に今日も万全(?)の態勢でお宝GET!?…のハズだったのに!!分断の危機、思わぬ敵との遭遇と、幾度のピンチをへてメンバーが見たものは、戦慄の魔導女王が誘う“哀しき夢”だった
2009/05/10
星野流人
地下空間に隠されたお宝を入手するために、マリアローズら6人が秘境を探検する話。リアルSAOみたいな。異世界ファンタジー苦手なのに、なんで読んじゃったかな……。あぁ、十文字さんの第九シリーズが好きだったからなんですけれど。 広大すぎる世界観の説明が不十分なままに物語が進んでいき、つまりどういうことなのかがよく分からなかった。長編シリーズの4巻目くらいをいきなり読まされた感じ。もっといろいろな背景を描いてからのエピソードでしょ、これ?
2012/02/11
でーたべーす
グリムガルから。設定の難解さが今後生きてくるかどうかが肝になりそう。こんな初期からギリギリの戦闘を書いているんだなあと、作者の一貫性に感心した。とりあえず本作読むまでの数十年。主人公のマリアローズは女の子だと思ってました
2015/11/16
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