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テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)

テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)

テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)

作家
冲方丁
島田フミカネ
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-04-28
ISBN
9784044729110
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テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

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まりも

スプライト組の視点で描かれるテスタメント1巻の話。置いて行かれないように必死に食らいつくので精一杯なまでの情報量。更にはスプライト組大活躍とお腹いっぱいになりそうな位盛り沢山な1冊でした。今回は何よりも乙の株が急上昇しましたね。心身ともに強くなった事で可愛さも倍増したなぁ。記憶を失いつつある鳳、彼女がどうなるのか分かっているだけにこの後の展開が非常に気になりますね。特甲少女達は過去にケリをつけ、自分の望む未来を手に入れる事が出来るのか。下巻が楽しみです。

2015/05/19

友和

待ち遠しかった続巻。スプライト側の視点。三人の活躍ぶりにドキドキする。下巻も楽しみだが、前巻の終わりかたを知っているのですつらい。イラストの涼月のうさ耳は笑える。

2015/05/13

磁石

テンポが早いのに内容は濃密、MSS視点のテスタメントシュピーゲル。MPBサイドの前作と違って、特甲開発秘話と政治がらみでてんこ盛り。大人たちの知識と経験を上回るために、絡みついた全ての因縁にケリをつけるために、自殺まがいの奇策を繰り広げ超人的な直感を掴もうとする子供達。一番活躍しているのは爆弾魔の雛だろうけど、衝撃だったのは切り裂き魔の乙。実際的なカタナの市街戦術で、完全武装&義体化のテロリスト共をバッタバッタと切り捨てていく。しかも誰ひとりも殺さずに。モリさんの願いを確かに受け継いでみせた。

2015/09/01

キーツ(Nob Arakawa)

感想は下巻にてまとめようかな。テスタメント1巻分以上の分厚さなのにまだ上巻だと来たもんだ。ファンとしては何はともあれ先を読み進めねばなるまいて。

2016/06/29

せんにん

テロが蔓延る近未来のウィーン=ミリオポリスで治安を守る少女達の物語、待望の新作。とにかく、この作品が紙媒体で読めることに感謝を捧げる。それくらい愛おしい。複雑に絡み合う現代政治や、社会福祉、民族問題を真正面から描ききるライトノベル。途轍もなくハードで、それでいてキュート。こんな作品は他にない!ミリオポリス公安高機動隊=MSSの三人に訪れる困難。自ら望み捜査に身を投じ、記憶を失っていく鳳。強い心を身につけていく乙。自分の罪を知り、それに抗うため裏切りに傾いてく雛。三つ巴の感情に酔いしれる快感を感じる。

2015/05/07

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