テスタメントシュピーゲル3 上 (角川スニーカー文庫)
テスタメントシュピーゲル3 上 (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー
まりも
シュピーゲルシリーズ最終章へ突入。MPB小隊長の涼月、仲間の陽炎と夕霧。それぞれが危機に直面しながらも、ひたすら前へ進み続けていく姿を描いた話。「前へ進み続けろ‼︎ 真っ直ぐ前へ‼︎」突撃手である涼月自身が情報となり、作戦となる事で前へ進む道を切り開く。涼月が余りにも格好良すぎて、ただただシビれました。猋の3人が集結するシーンも最高すぎるし、水無月もめっちゃ格好良かったしで、最終章突入に相応しい盛り上がりを見せた1冊になっています。全ての事象がひとつに収束した時、物語はどうなるのか。最終巻楽しみすぎる。
2016/12/29
磁石
驚かせたり唸らせたり泣かせたり怖がらせたりと、毎度のことさせてくれる冲方さん。歳を重ね書くたびにレベルアップしてくれる。だけどいつも、物足りないものがあった。笑わせる。今作にはソレがあった、花開いていた。味方も敵も良い奴も嫌な奴もアイツもコイツも全員、ヤケクソでワケわかんなくなって暴走して当初の陰謀は全てご破産になっているはずなのに、どういうわけだか正解を引き当て続ける涼月一行。この問答無用さ/痛快さ/ライブ感。ついに冲方さんは手に入れてしまった……。早く下巻をみたい。
2017/05/17
腰ナス
ついに完結しそう。涼月が頼もしすぎて、最高。凰が大変なことになっているけれどオイレン組のほうはすっかり元の調子といってもいいぐらいで、3人が再び会って、戦い始めるのはすごく熱かった。皇たちと雛のタッグははぐれ者同士という感じでかっこいい。新人、から雛に呼ばれ方が変わった時は熱かった。全員が一気に攻勢を仕掛けるのはホント何年ぶりだろうか。テスタメントは1も2も結構捜査したり誰かから教えを受けたりと、激しい戦闘シーンが少なめだったからこそ、この最後の大きい戦闘が、クライマックスを感じさせる。3月が楽しみ
2016/12/31
不羈
間が空いての発売だったんで前刊を読み直つつ読了。 早く続きが読みたい。
2017/01/12
さくりや
ああもう涼月大好き。彼女の前へ前への不屈の精神でストーリーが大きく展開していくのが楽しくて仕方がない。MPBもMSSも集合してきて終結が見えてきた。最後は皆で平和にスシバーに行ってほしいな。
2017/02/17
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