サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-1)
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-1)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2009-05-30
- ISBN
- 9784044743017
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-1) / 感想・レビュー
まりも
能力者が集う街、咲良田を舞台にした少年と少女たちの話。重く暗い空気を出しながらも、透き通るような透明感も感じさせる不思議な作品です。この巻だけだと何とも評価がし難いですね。作品に漂う雰囲気は好きなんだけど、肝心の内容の方はぼんやりとした感じ。タイムトラベル要素と能力の使い方が上手く、全体的には面白かったけど不明な部分も多かったので、そこら辺は次巻以降に期待しましょう。じっくりと読んでいけば、作品の魅力に気付くことが出来るので今後の展開を楽しみにしています。
2016/04/06
とら
乙一絶賛!の帯を見て興味を持ち購入。これは面白い。本当に乙一が好きそうな話だ。ラノベの範疇に留めちゃ勿体無いっていう感じ。「リセット」たった一言で三日世界は死ぬ。内容はただこれとミステリ風味。これがあれば何やってもいいと思っちゃうだろうけど、考えてみると便利だけど、それ相応のことをしなくちゃならないのだから難しい。等価交換の法則。ファンタジー小説とかってばんばん異能の力使うけど、等価交換...、ああ、そういうのに留まらないから”異能”なのか。淡々とした語り口で進むこの作品。この路線でずっといって欲しいな。
2012/10/14
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
「いなくなれ、群青」の感想でたくさんの方が名前を挙げていたので、七冊セットを中古で購入した。 超能力者の暮らす咲良田という街を舞台とした青春もの。たしかに上記の雰囲気に似ている感じ。綺麗なのだがそれゆえの毒もある。そんな感じ。ケイが昔何をやったのか、ケイと美空との出会い、マクガフィンってなんだったんだ?など、本作は伏線ばっかり?!と思うくらい謎が多いので続きが楽しみである。 ライトノベルでサクサク読んじゃうので、セット購入は正解だったかも笑。
2014/09/25
流言
丁寧に描かれているとは思うし、設定はいいと思うのだが、どうにも物語に入り込めないのが残念だった。メインキャラクターの目的意識が希薄であり、物語を牽引するだけの力強さがなかったのが原因か。ケイも春埼もどちらかというと落ち着いたキャラクターで、二人の会話にメリハリがなかったのも痛い。一番良かったのは物体を消去させる能力者が重力を指定して重力から解き放たれて高速移動するシーンだったので、もしも今後応用系能力バトル系に展開がシフトしていくのならあるいは……という感じだった。
2017/01/09
ほーりえ
色んな所で名前が出てくるので読んでみた。世界を3日間リセットする能力の話。1巻を読んだだけでは何とも評価し難い感じだったし、レビューを見る感じ本格的に面白くなるのは2巻以降との事なので、とりあえず続きを読んでみようと思います。
2013/06/24
感想・レビューをもっと見る