サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2010-02-27
- ISBN
- 9784044743024
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー
まりも
異能青春ファンタジーの第二弾。名前を捨て「魔女」と名乗る初老の女性に纏わる話。印象としては1巻と変わらず。淡々と進めていくので、物語の透明感と儚さがより際立ちますね。ケイの感情は未だによく分からないけど、春埼の感情が少しずつ表に出始めた事で、物語そのものに色が出始めたのが良かったです。新キャラの登場や気になる伏線等々今後が楽しみになる要素がドンドンと増えてきているのもグッド。ラストのシーンは心に深く残りますね。派手さは無いけど、心をつかんで離さない魅力に溢れた作品なので次巻も楽しみです。
2016/04/07
ほーりえ
物語は終始静かなのに、次へ次へと読ませる展開でした。文章も1巻に比べて読みやすくなっていたし、終わり方も綺麗にまとまっていて良かった。これからもっと面白くなりそうですし、次巻も読んでみようと思います。
2013/06/28
yoshimi
相変わらずの春樹臭。(なにせこの作品にはその名もズバリ『ハルキ』が登場する)でも若い人には逆にこの文章が新鮮に映るようで、時代は巡るのだなぁと実感。そこさえ気にしなければ物語の構成はとても練られていて面白い。いわゆる『異能モノ』としては地味な展開だけど、派手さが無いぶん地に足が着いた安定感はある。ぼちぼち続きも追いかけます。
2017/11/11
KEI
購入。3巻発売前に読みたかった(苦笑) この空気、雰囲気、透明感がたまらなく好き。そして、その透明感には椎名さんの美麗な絵が非常に合う。未来を見るという二つの能力(リセットも便宜的にこちら)が入り混じり、構成の妙が全巻以上に際立っていた。まぁ、単純に面白いんだ。ケイが思い浮かべた好きな人は、誰だったのだろうか・・・次巻にも期待。
2010/09/05
ナカショー
咲良田に集まる能力者を管理する管理局によって30年近く装置の一部にされていた魔女のお話。相変わらず淡々と物語が進んで儚さが際立っていました。伏線もまたチラチラ見え始めこれからが楽しみです。
2017/09/28
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