サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-4)
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-4)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2010-11-30
- ISBN
- 9784044743048
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-4) / 感想・レビュー
まりも
異能青春ファンタジーの第四弾。前日譚などを描いた短編集。一つ一つの話が本編の補完としてだけではなく、普通に読み応えもあるので非常に良かったです。特に春埼の感情が表にちゃんと出るようになってきたことで、彼女への愛着が更に強くなったように思う。掘り下げに加えて、今後の展開へ向けた伏線張りもしっかりとされているので次巻が更に楽しみになりますね。ホワイトパズルは穏やかな余韻に浸ることが出来る綺麗な恋愛物語で、本編とは関係のないお話だったけど素晴らしい出来でした。次巻も期待してます。
2016/04/09
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
四巻!何が起こるのか!と思ったら短編集だった。小休憩というところか。美空の友達作ろう計画とか、ケイが悲しみを乗り越える話とか、野々尾さんとか野々尾さんとか野々尾さんとか!やっぱ猫好きにとってはたまらないなぁ彼女。美空といつかは友達と呼べる関係になれればいいのにな。そして良かったのはラストのホワイトパズル。サクラダリセットとは関係ないと思われる短編。未来と入れ替わる少女と僕の言葉のやり取りが好きでたまらないし、オチも私好みで大変気に入った。思わず読み返したくらい。いなくなれ、群青も読み返したくなる。
2014/10/06
KEI
購入。前巻で菫を復活させて一区切りついたところで、今回は短編集。正直、生殺しのようだ。それはさて置き、どの話も秀逸で非常に面白い。野ノ尾さんの再登場と春埼のお見舞いにニヤニヤ。そして、最後の「ホワイトパズル」が素晴らしい。オチは読めたけど、二人の探るような、甘酸っぱい恋愛が綺麗に丁寧に描かれていた。本編から外れたサクラダ以外でも読ませる話が書ける人だと認識。相変わらず椎名さんのイラストは最高。
2011/01/06
yoshimi
本編とは少し離れた短編集。漫画テイスト満載でサクッと読めた。脇役キャラたちの掘り下げが行われており、本編へと繋がる気配。続きも読みます。
2018/03/07
にゃんころ
短編集でした。中休みと言ったところですかね。短編であっても著者の文章力を感じさせるのはすごいです。個人的にはやはり「ある日の春埼さん」2編イチオシですね(笑) ビー玉のケイ口調もすごかったですが(^^; これまでのところ一番謎なのが野ノ尾さんのような気がする。サクラダ以外という事で別格な気がしますが、作品としては「ホワイトパズル」が一番良かったと思います。結果は予想できてしまいますが、締め方が良かった。番外編的な雰囲気でしたが、補足的なニュアンスも感じたので、また続きを楽しませていただきたいと思います。
2013/02/06
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