子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき (角川スニーカー文庫 か 2-1-2)
子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき (角川スニーカー文庫 か 2-1-2)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2011-01-29
- ISBN
- 9784044748333
ジャンル
子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき (角川スニーカー文庫 か 2-1-2) / 感想・レビュー
よっち
仙波妹「サトウさん」登場。国語の問題が出題者の意図をいかに汲めるかという話だったり、オムライス事件の真相とか、生徒会とソフト部で対決とか、話を聞いているだけで問題や状況を推察してしまう仙波さんもさすがですが、それをなるたまがどうするかと考えた結果として、事件解決となっているところが肝ですね。佐々原さんが無自覚ながら、なるたまと他の女の子の絡みに落ち着かなかったり、ツンダラで嫌悪感を隠さない仙波さんも、サトウさんの見解を聞く限りでは、影響で徐々に変化してるみたいですね。1巻最後はその伏線だったということで。
2013/12/17
KEI
購入。これはかなり面白いぞ。前巻はいい意味でも悪い意味でも地味であったが、今回はキャラにも話にも動きが多かったので非常に良かった。三編中の最初の二編の仙波による謎解きも、論理回路のように物事を理論的に組み立てる面白さが見えた。かと言ってそれだけでなく、三編目はソフトボールを始めるという突拍子のなさ(笑) やはり、お決まりの流れで話が進んでも読者を飽きさせない所以は「なるたま」にあるのだろう。1,2巻と読んで、あまりキャラが掴めないのが彼。何か秘密がありそうだが、掴みどころがなくて読めない。続きはコメ。
2011/02/03
ツバサ
今回も面白かった。各話の謎が明かされてから当人それぞれが前向きになっていくのは大事ですね。明るいミステリーで生徒会会長のとんでも具合が分かるソフトボールとか良かったです。
2021/01/27
ヒロユキ
やっぱり国語の読解問題が凄い。あれはもはや学生時代にあんなテストが出てきたら先生を恨むレベル。だからこそ出題者の心情を読み取るって意味であの解決方法が一番なのかなと思える。
2013/09/30
さばかん
国語のテストはなかなか面白かったなぁ。オチも良かった。 喫茶店事件はよくもまぁそこまで繋げて推理できるなぁと感心した。そして妹と姉の関係も詳細が気になるところ。 最後のはまぁ青い春だねぇとか、春を思う時期なんだなぁって感じ。それにしても先生まで思いつめすぎな気はしたが。 佐々原さんがもっと可愛くなったらもっと良いなって。
2012/10/15
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