石ノ森章太郎 萬画大全集 第01期セット
石ノ森章太郎 萬画大全集 第01期セット / 感想・レビュー
ぐうぐう
ギネスが認定するほどの著作数の多さにまず目が奪われてしまいがちだが、この全集を読んでいて感じるのは、その多彩な作品内容だ。SF、時代物、ギャグや解説物など、実に様々なジャンルに渡って描いていながら、そのどれもが一定のクオリティを持って完成されていることに驚かされる。また、石ノ森の果敢な実験精神は、作品を華麗に前衛的なものにしていく。こうやって読み耽ってみると、そのボリュームよりも、内容にこそ驚愕させられる。ボリュームが先行するのでは決してなく、あくまで萬画の進化に挑んだ結果としてのボリュームなのだ。
2009/05/14
スターライト
ようやく第一期の全作品読了。冊数にして41冊。SFあり、時代物あり、現代物ありと多くのジャンルにまたがる作品群は、全集として後世に残すにふさわしい。
2013/02/11
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