渡辺淳一全集 第8巻
渡辺淳一全集 第8巻 / 感想・レビュー
杜のカラス
流氷を研究する学者に恋した若い女性。実際、そんな危険な、そして自然環境の厳しい場所、それを超克して恋などできるのかと思う。その異性を気にったなら、そういう環境から連れ出すことの方が、将来的には得策、ほんとうに愛するならば。やはりフィクション。その相手が、過去に流氷や学問での過程で、いろいろあったにせよ、どこでもある話。ないないずくしの世界もある、実際、それがほとんどだろう。作り話であればこその際どさ、著者もいろいろ考える。読者を飽きさせず、面白い話を造り出す能力と努力、素晴らしい。
2022/09/02
🤔
文体などは綺麗で読みやすく好きなのだがどうしても主人公の女性達に共感できずいらいらしてしまう。
2024/02/24
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