渡辺淳一全集 第15巻
渡辺淳一全集 第15巻 / 感想・レビュー
杜のカラス
「白夜」は、著者渡辺淳一の一代記、自分のこととはいえ、多くのことが書かれている。この手の小説は、関係者から指摘や苦情もあるだろう。特に、関係した看護婦なんか、創作とはいえ、知る人ぞ知るって感じだ。他人からは、へぇやっぱりとは思う。看護婦さん、美人で賢く、努力家でいい人が多いし、忍耐強い、それが社会の現実かもしれないし。もう一つの「長く暑い夏の一日」、心臓移植と違って、腎臓移植は二つあることもあって、結構、一般的みたい。提供者が現れたものの、妻だけでなく母や兄が加わると反対するようだ。死への勧化方もある。
2022/11/05
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