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野上彌生子・円地文子・幸田文 (女性作家シリーズ1)

野上彌生子・円地文子・幸田文 (女性作家シリーズ1)

野上彌生子・円地文子・幸田文 (女性作家シリーズ1)

作家
野上彌生子
円地文子
幸田文
出版社
KADOKAWA
発売日
1998-03-01
ISBN
9784045742019
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野上彌生子・円地文子・幸田文 (女性作家シリーズ1) / 感想・レビュー

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niki

円地文子『女坂』圧巻。女の性(さが)の究極を描いた作品だと感じた。こんな作品は今後生まれないと思う。 時は明治、夫の命で、夫の妾を探すために上京する妻の描写から始まる。設定を受け入れられないままどんどん読んだ。 嫉妬なんて簡単な言葉では表せられない。若さと老い、豊かさと貧しさ、うまずめ、学歴、美貌、品格、あらゆるものが散りばめられている。家を守り、命をつなぐことの苦しさ。この続きを読んでみたい。/『女坂』を読みたくて借りたが他の作品も全て読んだ。野上彌生子は力強い。幸田文は感性の鋭さを感じた。

2022/11/04

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