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ネズミに捧ぐ詩

ネズミに捧ぐ詩

ネズミに捧ぐ詩

作家
忌野清志郎
出版社
KADOKAWA/中経出版
発売日
2014-05-02
ISBN
9784046004376
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ネズミに捧ぐ詩 / 感想・レビュー

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ひらちゃん

溢れてる。最初はバラバラに見てたものが形作って。夢中で読んだ。母の死んだとき、父の死んだとき。そしてもう一人の母のこと、実の父に宛てた手紙。ぐるぐると、でも嬉しい気持ちもいっぱいで。声が聴こえてきた。なんだか嬉しかった。

2019/09/28

多田幾多

読んだは良いけど、どう感想を描いて良いのか分からない。だって自分が思ってる以上にこの本の忌野清志郎は愛とユーモラスで溢れているんだから。作中の言葉にあるように、「母親の愛に飢えて」いたのだろう。そして父の死と同時に初めて本当の母親の顔を見れて、本当の母親の名前を知れたときのキヨシローはどれほど嬉しかったのだろう?それは「HAPPY」を読めば一目瞭然。初めて恋人と呼べる者に会ったかのような、やっと心から愛せる人と会ったかのような嬉しさを感じる。彼はやっと、長い時間を得て、「恋人」に会えたのだから

2014/06/01

シュシュ

この人の言葉が好きだ。飾り気がなくて嘘のない感じ。笑って泣ける本だった。自分には実の両親と育ての両親がいて、4人も親がいるのはラッキーだという。実のお母さんのことを知り、新しい恋人ができたみたいだと喜んでいる清志郎さんが素敵だった。反原発、反戦を堂々と言っていた清志郎さん。生きていたら、今、どうしていただろうかと思う。

2014/08/20

るんるん

いくら、そのいい歌で盛り上げたって ステージをおりたあと、ちがう言葉でしゃべってるんじゃ…ちょっと、なあ…そいつは、サギみてえだろ  字もキヨシロウさんらしいな。

2014/07/16

ヘビメタおやじ

母親(育ての)の葬式や親父さん(育ての)の亡くなるところは、坦々とした文章がぐっと胸にきます。母親(実の)の写真の発見と人となりが分かったところで、「まるで恋人が見つかったようだ」という表現に喜びが溢れていて、読み手もうれしくなりました。「ステージ降りたら違う言葉で話してたら、それはサギだろう」と言っているように、彼の歌は、嘘ではない日常と同じところから出てきた言葉で紡がれたメッセージでした。この作品ではメッセージとは違う彼の言葉を読めた気がします。

2021/01/04

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