生涯現役という生き方
生涯現役という生き方 / 感想・レビュー
Y2K☮
永遠のヒーロー。97年に彼らがタッグ王者に就いた時の写真を今も部屋に飾っている。蝶野は首、武藤は膝。いずれも日常生活すら脅かす大きなケガと向き合い、やがて好対照の境地に行き着いた。一方で生涯夢を追い続ける姿勢や状態が悪いなりにその時のベストを尽くす哲学は一緒。私は会社を潤わせるタイプではなく、潤わせる人たちの間違いを訴えつつ陰で支える野党型。なので基本は蝶野寄り。だが一つのジャンルに全てを捧げる武藤の生き方も又いいお手本だ。やはり彼らが揃ったら無敵だよ。改めて小説家になろうと思った。nWo 4 Life。
2019/02/23
Y2K☮
武藤ファイナルの前に再読。カッコいい背中を見た。蝶野はnWoからT2000で人気絶頂の時代にアパレル会社を起ち上げた。武藤も同じ時期に全日本プロレスへ移って社長就任。生涯現役の意欲は次世代以降のチャンスを奪う「老害」を意味しない。むしろ社会から求められる存在でいたいという決意の表れ。そのために武藤はストイックな鍛錬を続け、あくまでも現在進行形の客を呼べる選手として引退を迎える。蝶野はリングを離れ、己の知名度が必要とされる社会貢献活動へ身を投じた。性格や生き方は違えど、根本の美学や潔さは共通していると思う。
2023/02/20
しゅうと
一流のプロレスラーは考え方も一流だということがわかる本です。
2021/10/26
Hammer.w
名言が多すぎて…選べません、御二方は最高の上司です!「どんなに親しくても一定の距離を置くこと。」「心配事がひとつ減ると、気分が明るくなる。すると思いがけなく将来の展望も見えてくるものだ。」あ、自分は過敏過ぎ、ビビりだったんだな^_^;
2018/05/19
摩訶不志木
対談とかではなく、それぞれの考え方、生き方が記された一冊。仕事をしていく上で参考になりそうだった。
2020/01/21
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