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SNOOPY COMIC ALL COLOR 50's (角川文庫)

SNOOPY COMIC ALL COLOR 50's (角川文庫)

SNOOPY COMIC ALL COLOR 50's (角川文庫)

作家
チャールズ・M・シュルツ
谷川俊太郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-08-25
ISBN
9784046016348
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SNOOPY COMIC ALL COLOR 50's (角川文庫) / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

読んだことはなかったもののもちろん知っているスヌーピー。読んでみると、登場人物を案外知っていることに気付き驚いた。一度聞いたら心の奥深くに刻まれてしまうような、印象的な登場人物ばかりだからかな。でもチャーリーはどんなキャラかいまいちわかっていなかった。読んでみて、とてもお兄さん意識の強い子供なんだな、と。お兄さん意識というものを私は大人になってから知ったけれど、別の世界に生きている人間のように感じる。つかみどころがないようなところも、権威的すぎない柔軟なお兄さん像でかっこいい。年代別の続刊も気になる。

2021/04/21

ユメ

連載初期、50年代のスヌーピーは、まだ四つ足で駆け回る子犬。でも、その頃から自分の考えを言葉にするようになり、独創性が見えてくる。縄跳びを千回以上跳んでみせたり、後の変装への系譜のような物真似をするようになったり。スヌーピーのハッピーダンスは見る人を幸せにすると思う。ルーシーも登場したばかりの頃はこんなに幼かったのだなあ。ライナスという弟が生まれて初めて、彼女は「がみがみ言うちょっと強引な女の子」というキャラクターを確立させたのかもしれない。ルーシーといいサリーといい、女の子たちの恋に落ちる早さには脱帽。

2016/10/20

田氏

こんな描写がある。スヌーピーの小さな犬小屋に子供4人と一匹が入り、遊戯室がすごいからチャーリーも入れと中から声がする。チャーリーの凧が落ち、糸をたぐるとそれは壁の穴をぬけ、バケツの蓋の取手をくぐり、あらゆる場所に絡まっている。ピッグペンが砂が入ったと言って履いていた靴をひっくり返すと、肩の高さくらいある砂の山ができる。これらの示すところは、すなわちPEANUTSの世界は明確に、最低でも4次元以上の高次元空間を意識して描かれているということだ。何を言っているかわからないと思うが、私にもわからない。良き夜を。

2021/01/07

りお

ずっと毛布を握りしめながら指しゃぶりをするライナスがとってもかわいい。好きなキャラクターが1人増えた。 🌸堂々と登場すれば半分は成功したも同然さ!

2021/06/22

ひろみ

日曜版最初の作品からスタートして50年台ピックアップ。最初の方は、絵が全く違っていてびっくり。キャラクターの名前がセリフなどに書かれていなかったら、ピーナッツだとわからないかもしれません。話も素朴です。スヌーピーも本当に犬!中頃からだんだん、そうそう、これこれ、みたいな感じが出て来て楽しい。今回90年台から遡って読んでみて、ライナスの頭の良い話があったり、サリーが本当にベビーだったり、ルーシーは最初小さいけれどすぐにあのキャラになっていたり、、知らなかった過去を知るみたいで面白かったです。

2023/08/05

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