「一瞬で決断できる」シンプル思考
ジャンル
「「一瞬で決断できる」シンプル思考」のおすすめレビュー
【W杯まであと2ヶ月】遠藤選手の「シンプル思考」 必要なのは先読みする力だった…
『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(遠藤保仁/KADOKAWA) W杯まで約2ヶ月、メディアのサッカー報道も増えてきた。そんな中、3度のW杯を経験し、Jリーグの第一線で活躍し続けている遠藤保仁選手の著書『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(遠藤保仁/KADOKAWA)が話題になっている。遠藤選手は、ピンチから脱し、チャンスを掴む素晴らしい力を持っている。その力を発揮する上で、不可欠な能力は「先を読む力」だそうだ。だが実はこの力、サッカー選手だけのものではないという。日々の仕事や暮らしにおいても役立てられるこの力を、どうやって身につければいいのか。それを本書の中で、教えてくれている。 先読みをする上で大切なことは、まず少し先の未来をイメージすること。いつもと同じことをしているだけでは、先を読むことはできない。いつもと同じように感じる状況において、いつもと違う予測をしてみる。これにより、判断力とスピード感が高まるという。 柔軟な考え方こそが、未来をイメージさせ、照らしてくれる。そのために大切なのは、常にどんな出来事にも、臨機応変な対応ができるようになることだ。そしてそのた…
2018/3/27
全文を読む知って得する! 努力を続けられる人の条件
『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(遠藤保仁/KADOKAWA) サッカー日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録保持者である遠藤保仁選手、新刊の『「一瞬で決断できる」シンプル思考』では、「先を読む力」の大切さについて語っていた。そんな中、遠藤選手は未来をつくるために「目の前のことだけに集中する」ことが大事だとも言っており、スケジュールチェックなどはほとんどしないとか……。一見、「先を読む力」とは真逆の考え方のように感じるが、一体どういうことなのか聞いてみた。 ■目の前のことに集中する。その積み重ねでしか結果は生まれない あまり先のことをあれこれ考えるのは好きではありません。まだ起きてもいないことを「こうなったら、どうしよう」と心配してもしかたがないし、ストレスに感じるだけです。だから、スケジュール帳もあまりチェックすることはありません。もちろん、試合から逆算してトレーニングの予定を立てることはしますが、プライベートの予定は案外いい加減です。前日の夜に、「明日はどんな予定だったっけ?」と確認する程度。 僕は、「目の前のことに全力を尽くす」ことを基本スタンスにしてい…
2018/3/14
全文を読む何事も「自分で決める」習慣を身につけるだけで人生が変わる
『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(遠藤保仁/KADOKAWA) 長年、サッカー日本代表の司令塔として活躍してきた遠藤保仁選手は、「自分の頭できちんと考えて、何事も自分で決めることが大切だ」と言います。『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(KADOKAWA)を刊行した遠藤選手に、シンプルに物事をとらえる思考法について教えてもらいました。 ■ゴール到達を阻むムダを削ぎ落とす サッカーの目的は、ゴールを決めて試合に勝つこと。その目的を達成するために必要なのは、シンプルにゴールに直結するプレーをすることです。複雑なことをしても、ゴールに結びつかないのであれば意味がありません。 たとえば、センターライン付近で、ドリブルで敵を抜きにかかるのは、ゴールという目的からは遠いプレーです。いくらドリブルに自信があるからといって、センターライン付近で一人かわしても、敵陣にはまだ6~7人が残っている場合が多い。センターライン付近で一人抜いても局面は大きく変わらない可能性が高いのです。もちろん、ドリブルをすれば相手にボールを奪われるリスクも高くなります。 それならシンプルにパスを選択したほう…
2018/3/8
全文を読むもう優柔不断で悩まない! 一瞬で決断できる思考のつくりかた
『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(遠藤保仁/KADOKAWA) 体力測定B判定でも、長年サッカー日本代表の司令塔として活躍してきた遠藤保仁選手。それを可能にしたのは、強靭なフィジカルなどではなく、頭を使った「思考プロセス」そのものである。『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(KADOKAWA)を刊行した遠藤選手が、自身の思考プロセスや日頃の習慣について大いに語る。 ■サッカーに唯一の「正解」は存在しない ありがたいことに「遠藤は未来が見えているようなプレーをする」と評されることがあります。僕の1本のパスから相手の守備陣が崩れ、味方が華麗にシュートまで持ち込むような展開になると、そのような印象を与えるのかもしれません。 たしかに、「自分がこういうプレーをすれば、こういう展開になるはず」と予測しながらプレーしているのは間違いありません。また、その予測通りにプレーをして、ゴールに迫ることも少なくありません。 しかし、いつも予測通りに物事が運ぶといったことはありません。そもそも相手が予測通りに動いてくれるとはかぎらないし、僕が自分の予測通りのプレーをしたとしても、味方との連…
2018/3/6
全文を読むストレスに自然と強くなる2つの習慣。不安やストレスはコントロールできる
『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(遠藤保仁/KADOKAWA) 体力測定B判定でも、長年サッカー日本代表の司令塔として活躍してきた遠藤保仁選手。それを可能にしたのは、強靭なフィジカルなどではなく、頭を使った「思考プロセス」そのものである。『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(KADOKAWA)を刊行した遠藤選手が、自身の思考プロセスや日頃の習慣について大いに語る。 ■不安やストレスはコントロールできる 僕はどんなときでも冷静にプレーをしているように見えるようです。もしそのように見えるなら、不安やストレスをコントロールすることを意識しているからだと思います。 サッカーの試合では「絶対に負けない」という気持ちの強いほうが勝つ。しかし、心が熱くなりすぎるのは逆効果。思うようなプレーができなかったり、敵チームの挑発に乗ってイライラし始めたりすると、冷静なプレーができなくなります。 サッカーは体だけではなく頭も使って戦うスポーツのため、冷静さを失うと状況判断や未来予測にミスが生じて、自分の持ち味を出せなくなります。そうなったら敵の思うつぼです。 これまでの僕の経験からいえば、…
2018/3/3
全文を読むおすすめレビューをもっと見る
「一瞬で決断できる」シンプル思考 / 感想・レビュー
葉
遠藤選手の持ち味は先を読む力。どう考えて・どう決断しているかという思考プロセスが重要としている。ダッシュしなくてすむ先読み、予測の繰り返しで優位に立ち相手の裏をかく。中学時代の監督からの、体が疲れるのは当たり前で、頭が疲れる選手になりなさいという助言は素晴らしいと思った。先読みは外れてからが勝負だ。俯瞰や流れて、リズムやテンポが頗る大切だ。
2018/01/18
shin1
タイトルに惹かれたのと、サッカーをやっていたので遠藤選手がどんな内容を書くのだろうと気になって購入。かなり長い間積読していたけど、やっと読めた。 タイトルにシンプル思考とあり、文章もシンプルで読みやすかった。
2019/11/05
薬学やっくん
★★★☆☆ 「体が疲れるのは当たり前。頭が疲れる選手になりなさい」といわれて育ってきた遠藤保仁選手の思考法をまとめた本。ここ最近は2006~2010年頃のプレーをみる機会が減ってきたものの、38歳という年齢でもJ1の舞台で戦い続けられるのは、プレーの精度だけではなく、考え方そのものも大きく影響しているなと感じた。「先読みが外れても動揺しない秘訣は、選択肢を多く持っておくこと。ひとつでも選択肢が残れば自信を持ってプレーできる」、「向上心があるから、変化に呑み込まれない」…仕事に使えるノウハウもたっぷりだ。
2018/01/01
163297
ヤットさんはいつだってブレない。でも、この本はビジネス書のコーナーに置いてもいいかもね?
2018/01/02
りょう
凄くマイペースで冷静、俯瞰的に物事を見てる人なんだろう。日常の中でも先読み力を鍛え遊び心を持ち柔軟な発想力を鍛えたい。・マイペース・探求心・遊び心・広い視野・シンプルに・責任を持つ・意思統一・リラックス・引きずらない・いい意味で諦める・小さなことでも続けてみる・小さな成功体験を重ねる・心は熱く、行動は冷静に・笑顔で自然に冷静さを取り戻す・運はそのうちよくなる・人の意見に一喜一憂しない・目の前に集中・楽しくなければ続かない・素直にいいことも悪いことも伝える・ナンバーワンよりオンリーワン・人生を楽しむ
2023/11/11
感想・レビューをもっと見る