簡潔で心揺さぶる文章作法 SNS時代の自己表現レッスン
簡潔で心揺さぶる文章作法 SNS時代の自己表現レッスン / 感想・レビュー
starbro
島田雅彦は、新作をコンスタントに読み続けている作家です。もっと気軽な文章読本かと思いきや、意外と高尚な文章指南書でした。S田M彦と書かれると、少しエロい気もしますが、凄く真面目で、大学の文学部のテキストとして使えるかも知れません。読メの感想が巧くなることを期待しましたが、現状効果はありません(笑)4月は、本書で読了、1か月間で読んだ本の冊数でPB更新(薄い本が比較的多かった)、イチローの背番号と同数になりました。
2018/04/30
harass
レビュで気になり借りる。ざっくばらんに語るエッセイといってよく、散漫としていて軽く読む。時々唸る部分があるのだが、読後物足りない感があった。この作家の非小説の本はあまり感心していなかったが、まあましかなと。先達の本などを参考に、それぞれが試行錯誤しよう、という、当たり前のことを言っている。いくつかの名作などの実例と分析がある。あまりおすすめしない。まあファンなら。
2018/12/16
佐島楓
この先生はどうしたって一般の読者(島田先生のファン以外の方)の求める着地点に落下して下さらない。肩すかしを食らったような気持ちで読み終える方も多いかもしれない。大事なことは書いてあるのだが、全体的にハードルが高いように思った。
2018/03/31
怜音
本屋でたまたま見つけて読み始めた本。読み始めて二週間ほど経つけれど、いまだに読み切った感がない。イチロー選手がグローブを磨くように文章表現を磨くというくだりには共感したけれど、天才でさえ研鑽を重ねるのだから、凡人は稚拙でも毎日書いて、読み返して、落ち込んで、こっちの方がいいかなをとにかく繰り返すしかないのでしょう。
2019/01/20
たか厨
2018年3月刊。この筆者の本は初めて。文章が上手くなりたい私は、書名に惹かれて、手に取ったが、完全に「タイトル詐欺」な一冊。書名に「簡潔」と謳った本なのに、当の本書が冗長極まりないのは、何の冗談か? それとも、たまに「書名は編集者が勝手に付けたもので、私は関与していない」と言い訳をする作者がいるが、本書の筆者もその手合いか? 筆者の文学論、文学史講義、身辺雑記などが延々と披露され、いつ本題に入るのだろうか? と疑問に感じつつも付き合ったが、とうとう書名通りの内容には行き着かず。読み終わった後、(続)
2022/02/19
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