がんばらない生き方 (中経の文庫 い 18-1)
がんばらない生き方 (中経の文庫 い 18-1) / 感想・レビュー
モリー
努力の結果、心身ともに疲れ切って、自分の能の無さに絶望して心が動かなくなりそうなことがある。そんな時、こういうタイトルの本が読みたくなる。この本は、“普通の人の幸福論”だ。並外れた才能を持つ人や聖人は、頑張ることや正義を貫くことが自身を幸福に導くのかもしれないが、才能も立派な正義感も持たない私のような普通の人間には、「頑張れ!」とか「正しく生きよ」いう正論に従うことが自分の存在価値を全否定しかねない。「だましだまし」「ほどほど」「いいかげん」「肩肘はらず」という価値観も大事だと気付かせてくれる一冊だった。
2018/07/01
fumikaze
「がんばらない生き方」。何事もほどほど、中庸が良いような気がする。私の場合はつい頑張り過ぎてダウンして続かなくなったり反動で逆に走ったりしているなぁ。読みやすく、読んでいて気持ちが良い。出来る人も出来ない人も皆必要なんだから、広い心で一緒に仲良くやっていきたい。
2016/04/19
BK
気になった文章。「今の日本が多くの人々にとって生きづらいのは、"仕事"と"人生"をイコールで考える傾向が強過ぎるからです。」「"仕事を通じた自己実現"を万人に求める風潮が続く限り大多数の日本人は幸せになれないと見ています。」「大人は孤独な生き物。読者のみなさんが"孤独"を実感しているのなら、それがフツーです。」「"道徳"というモノサシでしか自分の周囲を評価できない人間は、柔軟性を欠き、"社会不適応型の人間"になってしまう恐れがあることを、ぜひ知っておいて下さい。」
2019/09/06
manya
そう思いたいが、中々そう思えない自分もいる。少し手を抜いた生き方もあるかな?
高光浩二
まだ早かった
2015/11/17
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