ひらあやまり (角川文庫)
ひらあやまり (角川文庫) / 感想・レビュー
緋莢
図書館本。「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクターとしてお馴染みの著者のエッセイ本。<第三段「水曜どうでしょう」アフリカロケと大泉洋>は長い付き合いと年齢を重ねたことによる変化と、どうでしょうという番組に必要なことが分かる、良い話でした。後、<第七段 池の鯉 池のカメ>で、どうでしょうを褒められる際に「あれラジオなんですね!」と言われるとカメラ担当として複雑な気持ちになるそうですが、原付の旅で写るのは、ほぼ原付に乗る演者の後姿(続く
2019/12/08
ゆー。
「長い間、誰も開けなかった窓があって、誰も開けないからという理由だけで、その窓は開けてはならない窓だと人々が勝手に思っていて…でも、そんな窓でも不用意にガラガラって開けてカフェはじめちゃう人。開けたら開けたで、よい風がその窓から入ってくる。たまーに、そんな人が書いたエッセイを読むのはどうでしょう。」
2021/01/27
SAT(M)
知っている人は知っている、眠りのカメラマンこと嬉野先生のエッセイ。水曜どうでしょう関連の内容は意外と少なく、筆者の人生観がメインとなってます。「本人が知らない内に果たしている役割がある」「自分はどこかへ向かっている気がするが、それがどこかは知らない」「方向性を持たない人間は確固とした方向性を持った人間と一緒にやればいい」などなど、受け身で生きてもいいじゃない、というスタンスが貫かれています。身の丈に抗わず、目に見えない何かに身を任せるのもありなのかもしれません。ゆるい、を通り越して、心地の良い本でした。
2019/06/08
Yoshiyuki Kobuna
静かに熱く、でもひたすらやさしい、しあわせを追求するうれしーの随筆。読むと心穏やかになります。
2019/03/27
ジュン【笑う門には福来る】
やはり、うれしーの書く文章って肩の力を抜かせてくれる。ほっとひと息付きたい時に良い。 私のように『自分が何のために役に立ってるのか』『むしろ世の中の役に立ってないんじゃないか?役に立ってないなら消えた方が良いんじゃないか?』とか、或いは人間関係諸々で『消えてしまいたい』『なんか生きるのに疲れたな…。』そういう人にオススメです。また再読したい。
2021/07/12
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