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新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

作家
小迎裕美子
紫式部
赤間 恵都子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-01-27
ISBN
9784046060891
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新編 人生はあはれなり… 紫式部日記 / 感想・レビュー

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あきぽん

ネガティブで自意識過剰でプライドは高い、面倒くさい女の紫式部。自分にもこういう要素あるし、特に若い頃はそうでした。今、「私なんて…」といいながら旦那への惚気や夢の実現をつぶやくリアルな友人を思い浮かべてしまいます。こんなシキブも世界文学史上輝く大作家、ネガティブのパワーって実はすごいのかも⁈

2024/06/24

シフォン

マンガ形式を交えて、紫式部が中宮彰子に仕えていた時期について源氏物語の登場人物なども含めておもしろおかしく書かれたもの。ついつい大河ドラマと比べてしまうのだが、紫式部ってこんな暗い性格なのか、為時パパは偏屈ものなのか、道長の形相は伊周のようだなとか思いながら楽しんだ。源氏物語の最終章である「浮舟」で、ここで終わりなのか(続きがあるのでは)と思っていたが、「浮舟」が紫式部の最終理想型と書かれておりそういうことかと思うことにした。

2024/10/17

moonlight

源氏物語の簡約現代語訳はいくつか読んだことがあるが、紫式部日記は初めてなのでまずはわかりやすそうな漫画から。ネガティブ…というか孤独が伝わってくる。意に染まぬ宮仕えでバカのフリをしないと周りと合わせられないなんて気の毒。でも、それを自分で綴っているくらいだからプライドも高いのよね。鬱積した感情を物語に昇華させたと思うとあの大長編も納得。そして大河ドラマは様々なエピソードを上手いこと脚色しているなぁと感心。

2024/10/01

ことちん

紫式部さん、ネガティブでめんどくさい人だったのね。承認欲求が強めなところは、大河のまひろさんからも出てるわね。ただ、こういうめんどくさい、こじらせた所が小説家としては必要だったのかもと思う。分かりやすくてこのシリーズ面白かった。

2024/06/27

あっきー

紫式部日記を今まで一度も⁈読んだことがないので、一度は、と思ったのがきっかけだ。※古文の授業では少し読んだことがあったかも…記憶が無い⤵️ 原文は私にはあまりにも敷居が高く、また現代語訳も…と思い探してみたら本書に行きあたった。 読んでみて、あーなんかわかる〜の連続だった笑 今も昔も人の心って変わらないんだと思った。

2024/05/01

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