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梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか (梅原猛「神と仏」対論集 第 2巻)

梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか (梅原猛「神と仏」対論集 第 2巻)

梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか (梅原猛「神と仏」対論集 第 2巻)

作家
梅原猛
中沢新一
松井孝典
日高敏隆
菊地信義
出版社
角川学芸出版
発売日
2006-05-31
ISBN
9784046210227
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梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか (梅原猛「神と仏」対論集 第 2巻) / 感想・レビュー

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chokujin

梅原先生は、この3人の学者たちを前に親分のようだ。互いの立場や考えていくを尊重しすぎて相手を褒め過ぎる対談と違って、対立意見もしっかり言い合うところなど、生の声を聞いているような臨場感が感じられて面白い。松井先生の近著「我関わる、ゆえに我あり」で言いたかった思想の筋はすでにこの対談の中で語られている。人間圏の話だ。松井先生の科学からのアプローチと梅原先生の隠された十字架や水底の歌を著した時の推論とその立証方法は全く違う話なのに方法論として共通している。何事にも疑問を感じ、権威に縛られない姿が小気味良い。

2013/05/08

wasuregai

中沢新一×梅原猛というところに惹かれたのだが、最終的には遺伝子とかの生物学が仏教思想とリンクするっていう指摘が面白かった。明治の頃に南方熊楠も捉えている概念であるが、「遺伝子」とかって認識はなくても、こう、昔の人たちは感覚的にそういうことを捉えていて、それが宗教的解釈(肉体は滅んでも魂は子々孫々に受け継がれていくとか)へと発展したというのが興味深い。

2011/07/08

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