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小説一途 ふたりの「源氏物語」

小説一途 ふたりの「源氏物語」

小説一途 ふたりの「源氏物語」

作家
瀬戸内寂聴
田辺聖子
出版社
角川学芸出版
発売日
2010-03-24
ISBN
9784046214133
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小説一途 ふたりの「源氏物語」 / 感想・レビュー

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detu

瀬戸内寂聴と田辺聖子。源氏物語についての思いを対談とそれぞれのエッセイで綴る。私自身、何度も挫折した源氏物語、未だ未完読。分からなくて当たり前なんだと安心した。だいぶ物語のあらましも理解出来た。お二人の源氏物語への思いは相当深い、翻訳出してるから当たり前だけど。後半は恋愛観とか女性の生き方などのフリー対談とエッセイの二部構成。ベストセラー作家は何をやっても面白い。

2020/11/04

雨巫女。

《私-図書館》源氏物語にからむ話を二人が語る貴重な話。次の大河ドラマになるし、面白そう。原文で、読むのは、難しいから、現代文で、読みたい私。誰の訳で読むが、参考になりました。読み比べしながら、ぜひ読みたいなあ。

2023/07/08

ぼんくら

田辺聖子と瀬戸内寂聴の対談エッセイを収録。現代の才媛お二人の、源氏物語について、書く事についてのいろいろ。前半は2008年千年紀だった源氏物語について。二人とも源氏物語のエキスパートだから源氏を知らなくてもとても面白い。というか源氏物語を読みたくなります。いろんな裏話も出てくる。紫式部は性格悪かったとか、谷崎訳は読む気力を失わせるとか、与謝野訳は紫の上=紫夫人とか、円地文子が田辺新源氏に嫉妬してたとか。源氏物語が読みたくなる。後半は書くことについて。物知りでユーモアのある二人のお話はとにかく面白かった。

2011/06/20

よみ

川端康成氏が源氏物語の訳に挑戦していたなんて…!是が非でも読みたかったです…

2017/05/09

冬薔薇

再読。谷崎源氏は眠くなる、と、私だけじゃなかった。幻の川端源氏も読んでみたかった。新しい時代にはその時代の源氏物語がうまれてくるべきと。数年おきに様々な作家の訳、創作が出てきて嬉しい。中でも橋本「窯変源氏物語」は一番面白かった。「読むたびに新しい発見をする、だから死ぬまで読み続けられる」まさに。

2021/02/20

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