走れメロス 太宰治 名作選 (角川つばさ文庫)
走れメロス 太宰治 名作選 (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー
雨巫女。
《私‐図書館》【再読】太宰作品、久しぶりですが、唸ってしまいました。さすがです。「畜犬談」が、好きでした。
2011/07/11
🌙 🈷 が き れ い
初めての太宰治。「走れメロス」を含めた11の短編を収録。「走れメロス」をモチーフにした、横溝正史ミステリ大賞、テレビ東京賞W受賞作・「雪冤」(大門剛明著)をより深く理解するために、本書を読了。八十年以上も前の作品だが、友情の美しさを謳う「走れメロス」は、決して色褪せはしない。
2021/12/21
alleine05
文章は古風だけど慣れればすらすら読めるテンポのいいもので良かった。しかしストーリー的には全体的に何がやりたいのかよくわからないものが多かった。そんな中、「畜犬談」が男ツンデレものとして、「駈込み訴え」が男ヤンデレものとして印象に残った。
2010/06/09
mayuri(Toli)
初めて太宰を読みました。 個人的には「暗い」とか「難解」というイメージのあった太宰作品ですが、そのイメージを払拭してくれた短編集でした。 「畜犬談」「駆け込み訴え」「眉山」あたりがお気に入りです。
2011/09/21
えぼし
「走れメロス」は良い友情話だと思います。相手を信じる強い意思の中で,チラリと悪い夢がよぎるのも人間らしくて,だからこそ二人の友情のゆるぎのなさが王の心を改心させたのだと思いました。
2022/07/21
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