ブレイブ・ストーリー (4)運命の塔 (角川つばさ文庫 B み 1-4)
ブレイブ・ストーリー (4)運命の塔 (角川つばさ文庫 B み 1-4) / 感想・レビュー
りなお
図書館本。この巻もあっという間。話の展開が早い。1人きりで周りを顧みず幻界を旅するミツル、仲間と協力して様々な喜怒哀楽を味わいながら旅するワタル。対照的な2人ですね。やはり個の力だけでは限界があるということですかね。運命を変えるのではなく自分が変わるという選択をするワタルは本当にたくましく成長しました。
2021/02/22
紫陽花
運命の塔、ミツルを追って北を目指すワタル。ワタルの最後の敵は、自分の中にある「憎しみ」という分身。その分身が自分自身であることを認め、受け容れることができたワタル。誰にでも心の中に多かれ少なかれ黒い部分はあるだろう。でもそれを独り歩きさせてはいけない。自分の望みのためなら周りを傷つけ不幸にしても構わない、そんな人になってはいけない。作者が読者に伝えたかったのはこういうことではないだろうか。人生はゲームのようにリセットできない。前に進もう。
2022/02/07
baba
いよいよ完結。北の大陸でのつらい出来事、仲間とのわかれ。ワタルはあれだけの辛い体験をしたのに帰ってからがえっ?という展開。ちょっと淋しい。
2014/04/18
mea*
もう終わっちゃうのかと寂しくなった最終巻。救いようのない終わり方だという噂を聞いたことがあるが私はそこまで酷い最後ではないと感じた。是非購入したい。そして映画も見たい。
2013/01/24
まこ
現実世界での理不尽な運命を変えるためにファンタジー世界に来た主人公。五つの宝玉を集め、運命の塔にいる女神様に会えばどんな願いでも叶えてくれるという…いよいよ最終巻。最初は非力な少年だった主人公の成長には驚かされます。全てが上手く収まったわけではなく、悲しいこともありますが、これならもう大丈夫、と安心できる結末でした。ところどころ子供向けじゃないなと感じる部分はありましたが、学べることはたくさん散りばめられているかも。
2014/05/21
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