ねこまたのおばばと物の怪たち (角川つばさ文庫)
ねこまたのおばばと物の怪たち (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー
hirune
児童書。どこにも安らげる居場所がなかった舞子が猫又のおばばや物の怪達と知り合い触れ合ううちに前向きになり明るくなり学校でも家庭でも問題を解決していく。舞子の父親も(2度目の)母親もとってもバカで勿体無いことするよね。こんなに素直で良い子なんだから、最初から舞子も含めて家族全員で弟の子育てをすれば何の問題もなかったのに!弟の誕生で家族が一つになるかバラバラになっちゃうか、心構え一つで正反対の結果になるんだね☆
2015/03/14
はつばあば
随分昔に読んだつもりでいたのに未読とは(^^;。この年末、帰りたいという孫娘の希望を断った。このおばばのように甘くありたいと思うが京都という地、なんだか子供が発熱しても病院や関係部署に☎してもたらい回しが多く、インフルエンザの検査もしてもらえないと聞く。心を鬼にしてお断りするのが普通の婆なのだが、年寄二人 年に1度来てもらえるのは嬉しいのだが、我が身大事の比重が増してきた(^^;。
2020/11/24
アクビちゃん@新潮部😻
【2016カドフェス・図書館】角川文庫を予約したつもりが「角川つばさ文庫」(* ̄∇ ̄*)主人公は小学生の女の子、舞子。新しい母親は弟が出来て付きっきり…学校では苛めにあうし…そんな舞子は、ねこまたのおばばと物の怪たちと接し、好き嫌いしないで食べ、運動して、お裁縫を教わっているうちに自然と変わっていきます。ちょっとした事で変わっていくのは、子どもだけではなく親も然り。最近、下ばかり見て歩いてる人は上を向けるヒントを探してみてください♪
2016/09/23
十六夜
小学生向きのお話ですが、中身はしっかり「香月日輪」さん 学校ではイジメにあい、家では継母にじゃけんにされている舞子 そんな舞子が「イラズの森」で出会ったのは… 親の立場で読むと、継母の態度にかなりイライラ でも、こんな親、きっといっぱいいるよね! 子どもは大人が思っているより遥かに、大人の姿を見ています 親として大人として、すっと背が伸びる物語
2013/12/29
瑪瑙(サードニックス)
学校でいじめられ、家では赤ん坊の世話で手一杯の継母や父親にかまってもらえず、苦しんでいた少女、舞子。いじめっこにイラズの森の神社へお札を取りに行くように迫られ、行ったところ、不思議な世界に入り込んでしまう。ねこまたのおばばは本当に昔ながらのおばあちゃんのようで、温かくて優しい。物の怪たちもとても優しい。自分を大切にしてくれる人(?)の存在によって次第に自信を取り戻していく舞子。ただ、家族とだけはなかなか仲良く出来ない。ラストは思わず泣いてしまった。家族の絆を取り戻せて良かった。
2014/12/30
感想・レビューをもっと見る