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アンネ・フランクをたずねて (角川つばさ文庫 D お 1-1)

アンネ・フランクをたずねて (角川つばさ文庫 D お 1-1)

アンネ・フランクをたずねて (角川つばさ文庫 D お 1-1)

作家
小川洋子
吉野朔実
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-12-15
ISBN
9784046312051
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アンネ・フランクをたずねて (角川つばさ文庫 D お 1-1) / 感想・レビュー

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take0

小川洋子さんの文と吉野朔実さんの絵ということで借りる。本書は小川さんの『アンネ・フランクの記憶』をもとに児童向けに新たに編み直したものとの巻末の注記。吉野さんの絵は表紙と人物紹介の頁の他、カットが数点で期待してたのとはちょっと違った。1994年に小川さんがアンネ・フランクの親友ジャクリーヌさんとアンネ一家の隠れ家生活の手助けをしたミープさんを訪問し、そしてアウシュヴィッツを見学したことが記されている。収容所を見学する記述では、やはり胸が苦しくなる。

2019/03/19

kanki

祝、紫綬褒章。小川さんの原点、アンネを実際に訪れる。死の恐怖と戦いながら、言葉を書くことで唯一自分の存在を確かめようとした少女

2021/11/07

雨巫女。

《私-図書館》【再読】←2021年8月22日。アンネフランクの足跡を訪ね、アンネの友や隠れ家の支援したミープさんの話は、興味深く読んだ。生の話や、現地での体験は、やはり、戦争の怖いと感じた。

2012/04/22

にたいも

映画『関心領域』は、ホロコーストの犠牲者たちをなんだとも思わない、”数にさえしない”人々の「幸せな生活」を描き、あえて語りすぎないことでたくさんのもやもやを観る者に残す。その対極としての、数にさせまいとする、一人ひとりを見ようとする小川さんの目。〈わたしはブラシを一本一本見つめていきました。毎朝それを手にし、身づくろいをし、勤めに出て行った、あるいは学校へ行っただろう、見たこともないだれかの姿を一人一人思い浮かべました。〉(pp.128-129) 13歳のわたしに渡したい一冊。

2024/06/17

yumiha

小川洋子は、『博士の本棚』で死の床の枕元に置く7冊のうちの1冊に『アンネの日記』を挙げており、日記のキティが自分だと思い込むほど、読んだそうだ。その小川洋子が、アウシュビッツを始め、アンネの軌跡をたどる旅を書き表す。思い入れのわりには、小川洋子らしさの少ない文章のような気がした。

2012/11/06

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