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貞子怪談 (角川つばさ文庫)

貞子怪談 (角川つばさ文庫)

貞子怪談 (角川つばさ文庫)

作家
グループSNE
鈴木光司
阿部洋一
出版社
KADOKAWA
発売日
2013-07-13
ISBN
9784046313270
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貞子怪談 (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー

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dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

貞子の呪いは伝播するーー。 ある学校に静かに伝わる不気味なおまじない。それは「あることをすると、”サダコ”が井戸の底からやって来る」というものだ。やがて、あることを実行した者達の回りでおかしな事が起こり始め……。 *** 言わずと知れたジャパニーズホラーの金字塔『リング』より山村貞子が児童書ホラーに出張。しかも、この作品は他の社で出ている映画のノベライズ版ではなく、貞子を題材にしたオリジナル。ある小学校の裏側にひっそりとたたずむ古井戸。その井戸が存在するためか、その学校ではある『おまじない』

2020/02/11

トロピカル

貞子怪談 13年発行なので、あまり期待してなかったのですが、意外と面白かったです(^O^)群像劇なんですね。最後とても良かった。個人的に最初の詳也くんが好み。中学生なのにスキル高いなぁ。松原編はある意味ハッピーエンドだなこりゃ。ただあえて言うなら、消えちゃ人達も救われて欲しかったかなと。美咲編はちと悲しかったです。まあ、貞子らしいと言えば貞子らしい。

2019/12/12

tall_hemlock

「ああ、うん、小中学生向きのホラーってこんなんだわ」という感じ。すみません昼間に読みました(怖いの苦手めなので)。怖いことは怖いけど絵がかわいいので結構平気ではある。それにしても貞子さんはすっかり定着しましたねえ…学生の頃にリングが流行ったんだけど、これは、でも、やっぱりああいうのとはちょっとタイプの違う怖さかな。「禁忌を犯すと罰が当たる」みたいな、昔話的な部分(というか筋が通ってる感じというか)がある。

2016/05/01

nyapoona

挿絵の阿部洋一目当てで読んだ子供向けリング……かと思いきやかなりえぐい。ラストこそハッピーエンドではあるものの、貞子そのものより人間のエゴや醜さに焦点を当てた話のつくりやメタフィクション的要素は大人が読んでも怖く感じる。

2014/03/23

ゲヱヲタ

リングも螺旋も読んだことない系読者ですが、予備知識無くても問題なく楽しめました。貞子さんはこんな人なのかというファーストコンタクトにもなったという…。そういう意味では、つばさ文庫の読者層に近い視点で読めたのかも。読みやすさとしては、やはり締めくくりの最終話が良かったです。登場する主人公に共通することは、みんな思い込みが激しく、かつ偏っている…。貞子さんの力というより、こういうのを喚んじゃうのはそういう人間の性質的なところにもあってそれに気付いていない、いわゆる心の隙間なのかな…と思える描写が印象的でした。

2013/07/23

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