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ぼくらの太平洋戦争 (角川つばさ文庫)

ぼくらの太平洋戦争 (角川つばさ文庫)

ぼくらの太平洋戦争 (角川つばさ文庫)

作家
宗田理
はしもとしん
出版社
KADOKAWA
発売日
2014-07-15
ISBN
9784046314130
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ぼくらの太平洋戦争 (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー

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いちろく

小中学生の頃読んでいた、ぼくらシリーズ。高校生編の途中で読む事を辞めたけれど、先生編まで続いていた事は知っていました。先日、児童書向けに中学生編がリニューアルされ描き下ろしの新刊も出ていると知り手に取りましたよ。携帯電話が登場していたりと今風に改変されているけれど、私には違和感よりも、登場人物達にまた出会えた懐かしさの方が大きかったです。本作は、1945年にタイムスリップした設定で、戦時中の日本の日常を体験する内容。大切な事を伝えようとする宗田理さんの作風は変わっていなかった。

2017/04/04

あやっぴ

戦時中の生活の様子、空襲の中を逃げ回る恐ろしさ、友を失う悲しみ…すべてが生々しく描かれていて涙が止まりませんでした。児童書であるけども大人たちにも読んでもらいたい作品です。

2016/09/08

とよぽん

戦争の悲惨さ、愚かさ、平和の尊さを中学生ぐらいの子供に伝えるのは難しい。修学旅行の事前学習で、原爆の被害や空襲の被害などを知らせながら、心に響く手立てはないものかと思うのだった。しかし、図書館でこの本を見つけて、こんな伝え方ができるのかと感動した。1945年の8月にタイムスリップしたという設定。ぜひ、生徒たちにすすめたい。

2017/05/22

はるき

真正面から戦争の悲惨さを、子供に分かりやすく描く秀作。戦後70週年企画らしいが、戦争を体験した世代が少なくなる今、こういう話を描ける作家の存在は年々貴重になる。

2016/08/04

活字スキー

『BISビブリオバトル部 幽霊なんて怖くない』で紹介されていたので。『ぼくらの』シリーズは読んだ事がないが(こどもの頃に『七日間戦争』の映画を観たはずだけど全然覚えてなかった)、児童文学らしい分かりやすさで書かれているのですんなり読めた。戦争の恐ろしさを伝えるのに、四の五の言わず実際に体験させるというのはフィクションならではの手法だと思う。軽い筆致でも戦況はリアルで、終盤の空襲の中を逃げ惑うシーンは分かっていても息を飲んだ。夏休みの読書感想文にもおすすめ。

2017/08/15

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