新訳 思い出のマーニー (角川つばさ文庫)
新訳 思い出のマーニー (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー
扉のこちら側
2018年255冊め。文庫で既読。一年ぶりの再読であるが、夏の始まり頃に読むのにちょうどいい。子どもの頃のような夏休みはもう手に入らないけれど、物事や人間関係が大きく変わる可能性が秘められていたあの頃を思う。前半と後半で関係が変わる人々、輪の中と外。
2018/07/03
hirune
映画公開時に予約して忘れた頃にきました。映画は大体原作通りに作られていたようですね。ペグ夫妻は仮にも預かった女の子がこんな無鉄砲で危ないことしてるのに放っておくのは無責任だろう(^^;;アンナはマーニーのところへ行くと現実の記憶が曖昧になり、現実に戻るとマーニーの記憶がどんどん消えていく。現実に対応できるための不思議な作用なのかな。大好きだったのに淡い懐かしい、知っていたようなのに?という微かな思い出しかなくなっちゃうのは切ないね☆
2015/01/28
異世界西郷さん
この作品はいろいろな出版社から本が出ていますが、「どうせなら、可愛い挿絵がある方が良いよね! 」と言うことで角川つばさ文庫版を購入。正直、ひらがなが多めで少し読みづらかったです。最初は本文の言い回しに戸惑い読むペースがなかなか上がりませんでしたが、話が真相に近づくにつれスラスラ読めるようになりました。まさか、マーニーの正体が……!? 本当によくできたお話だと思います。この作品が映画でどのように表現されるのか、興味が湧いてきました。(観に行くとは言っていない)
2014/07/31
METHIE
読了。 映画の予告の段階からイマジナリーフレンド=空想の少女の話と思ったが、それが中盤まで分からず最後の方になって真相が分かるがかなり意外な真相で驚いたが感動した。 また日常描写や人物描写、食事シーンなど力を入れている。勿論成長物語としても面白い。
2014/07/21
みどるん
児童文学らしいストレートな話なので一度読めば忘れないだろう。マーニーの再発見によって、思い出とはただそれ自体を振り返ることではなく、新たな感情を得られることだと分かる。
2014/09/06
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