逆転裁判 逆転アイドル (角川つばさ文庫)
逆転裁判 逆転アイドル (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー
アキナ
みぬきちゃんが出演したショッピングセンターのイベント中に、出演者がナイフを突き立てられて殺され、ナイフの持ち主であるアイドルの出演者が容疑者となります。視点はずっとナルホド君で、ナルホド君の行動や推理を読んで楽しみます。キャラの性格や台詞など、しっかりと原作通りに作り込まれているなと感じさせられましたので、児童書ではありますが逆転裁判ファンにはオススメです。著者はカービィ小説でもおなじみ。対象年齢に合わせて熟語の使用頻度や文章の柔らかさを変えて書くのってすごい。
2016/06/25
ファーラス
キャラクター裁判ものが児童文学でどういう感じになるのかと手に取った。なかなか面白かった。内容としてはパズラーだが、裁判ものということで「発言の矛盾」「知り得るはずがない情報」で切り込んでいく。対象者が弁護士・検察官・裁判って?証拠って?という段階を想定されているので、そこの仕組みの導入・実演にエネルギーが割かれており、ミステリ・キャラクターものとしては若干弱めにまとまった。証人たちの動揺時のリアクションなどはぶっ飛んでて面白かったので、そのテンションで全編突き抜けてもよかったか。二巻以降はやりやすそう
2017/03/12
ともひろかただ
時系列的には『逆転裁判5』の後のオリジナルストーリー。フルーツ斬りが得意なアイドル(何だそれは)が、殺人容疑の濡れ衣を着せられて成歩堂が弁護に臨む。小中学生向けのレーベルということもあり、平易な文章で読みやすい。トリックや謎解きに「これは!」と目をむくような驚きやサスペンスのハラハラ感は少ないですが、『逆転裁判』のノベルとしてはキャラクターが掴まれていて面白く読めた。作中に挟まれる挿絵も豊富。ミステリの入門書としてもアリではないかしら
2016/07/14
softさん
時系列は逆転裁判5以降6以前。丁寧に作られたオリジナルストーリー。キャラの性格や言動に変なところがなく、愛の感じられるノベライズでした。ちゃんとゲームをプレイしたうえで書いてる。これ、当たり前だけど重要。
2016/06/22
葛
作:高瀬美恵 カバー絵:カプコン 挿絵:菊野郎 2016年6月15日初版発行 2016年7月1日再販発行 発行者:塚田正晃 発行者:株式会社KADOKAWA 編集:アスキー・メディアワークス 印刷:大日本印刷 製本:大日本印刷 装丁:ムシカゴグラフィクス 定価:本体680円(税別)
2023/08/13
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