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アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち (角川つばさ文庫)

アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち (角川つばさ文庫)

アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち (角川つばさ文庫)

作家
田辺聖子
百瀬しのぶ
あきづきりょう
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-12-15
ISBN
9784046320339
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アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー

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なななお

高校に入った息子の朝読用に。なかなか本が読めない人なので、既にアニメ映画で鑑賞済みなら、取っ付きやすいかな…と思い購入。私も読んでみて、原作が田辺聖子とは知らず、今回はジュニア版を読んだので、次は原作を読もうと思います。ジョゼの傍若無人ぶりに最初は辟易しますが、何も出来なかった、いや、させてもらえなかったジョゼが恒夫との出会いで、道頓堀のグリコの看板のように「今にも走り出しそう」なほど変化していく心情描写がいいです。

2021/04/17

かっぱ

足が不自由で車椅子生活を送る女性と夢のためにバイトに明け暮れる青年の物語。おそらく原作の一節から膨らませたであろう物語は令和版ジョゼと呼んでいい。人は閉塞感を抱えながら生きている。本作ではそれを夢を追いかけることとして描かれている。自分のやりたいことと自分の立ち位置。そのギャップ。こんな時代だからこそ繋がることの大切さが読者の励みになってほしい。原作の重苦しい痛みを伴う物語を好きな人がいることはわかっていても、今この時代に前向きで爽やかな読み口のジョゼが描かれたことはとても勇気の出ることだと感じた

2021/01/05

素晴らしい。でも、何が素晴らしいのか、この本は易しいようで優しくない面がある。 ジョゼは不幸をもたらしたのだろうか。それは違う。彼女と出逢った時から、恒夫たちは、今まで経験していない感動を覚えていく。特に主人公の恒夫にとって、ジョゼは新たな翼となる。 この本は映画を観て読んでも、映画だけでは拾いきれないシーンを描写していて、痛く感動させられる。この物語は、夢から遠ざかる私を挑発するようで、そこに惚れ込んだ。 その挑発。優しくなさ。ジョゼは普通の女の子だ。それがどれだけ美しいことか。ただ感動の拍手を。

2023/01/14

麗月

職場にて。田辺聖子の同名小説を下敷きにしたアニメ映画のノベライズ。原作のモヤモヤした、男と女の二人だけの関係が、周辺に同世代の友人を配した事で人物描写に深みが出て、爽やかな青春ものに生まれ変わった。

2021/07/09

あおば

可愛くて綺麗な物語だったー! アニメ映画の広告よく見るからちょっと読みたいなあと思って借りてみたんだけど、原作も読みたい。映画も見たい。 スキューバダイビングは出来ないから、水族館で魚見たいな。

2021/05/04

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