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不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎

不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎

不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎

作家
池田清彦
出版社
角川学芸出版
発売日
2013-04-24
ISBN
9784046532756
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不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎 / 感想・レビュー

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おーすが

トゲトゲ→トゲナシトゲトゲ→トゲアリトゲナシトゲトゲ→トゲナシトゲアリトゲナシトゲトゲ。トゲトゲ学会は大変そう。生物進化についてざっくり復習でき、生物学の現状、生物の未来などを知ることもできるワクワクする読み物。大進化の可能性の話と、遺伝子カスケードの話がことさら興味深かった。遺伝子カスケードについては別本でさらにくわしく読みたいところ。

2020/09/22

かりこ

生き物の不思議さについて、生物学的に色々と述べていく本。生き物の形についてや、生命誕生や寿命のメカニズム、生態の不思議、進化の謎などについて。私が一番印象深かったのは、人間に住む100兆もの細菌にとって、人間の体とは、人間にとっての地球みたいなものである、ということである。なんだか我々自身が星や宇宙になったような壮大な考え方にいたく感銘をうけた。

2015/12/24

犬養三千代

副題が「生命38億年の歴史と謎」 トゲトゲの名前の複雑なくみあわせにはじまり、カンブリア紀へ。また、ベルクマンの法則など盛りだくさん。細菌から恐竜まで、はばひろい。例えが面白いので飽きずに読める。

2020/02/03

ペカソ・チャルマンチャイ

不思議な生き物も多く紹介されていますが、後半は、ネオダーウィニズムによらない進化の考察に重きが置かれている。当方の基礎知識不足のため、難解な部分もあったが、概ね理解出来た。世の中、まだまだ知らない事ばかりだな。冒頭の「トゲトゲ」の話は笑える。

2014/06/29

ぼのまり

不思議な生態を持つ生物をとりあげ、生物進化の過程について考察した1冊。人間の体はたった20種類のアミノ酸の組合せだけでできているなど、遠い昔に高校の授業で習ったことや、テロメアの短縮やミトコンドリアがネックとなり、人類の長生きが難しいことなど、その道にある人からすれば当たり前のようなことでも、無知な自分には勉強になる。「倫理は技術を変えないが、技術は倫理を変える」(P.201)、さらりと書いてあるが、噛みしめないといけない言葉のように思う。

2013/07/09

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