さよならごっこ (角川mini文庫 61)
さよならごっこ (角川mini文庫 61) / 感想・レビュー
赤い肉球
最近、ときめいてないなぁ~、と気付いて再読。サラダ記念日発表以前から紡いでいた歌集だそうです。今も会いたいときに会えない環境に居る相方を思って読みました。でもやっぱりこれは若い感性での時に読んだ方がときめくのかもね。「百円で一分話せぬ距離にいるこの青空が見えないと言う」「逃避行できない我と君のため空いっぱいに描く星の地図」「もう次に会う日のことを考えている目の前に君がいるのに」
2016/06/04
赤い肉球
ずいぶん昔に読んだmini文庫。平成9年発行、初版。「長電話 すればするほど 逢いたくて 切れない心 置けない受話器」「約束の 場所を決めたらこんなにも すぐやってくる 木曜日」「ぬばたまの 夜更け一人の部屋にいて 留守番電話に聞く君の声」なんてとこに栞を挟んでた。うーん、若かったな、この頃、懐かしい。
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