日本文明とは何か: パクス・ヤポニカの可能性 (角川叢書 27)
日本文明とは何か: パクス・ヤポニカの可能性 (角川叢書 27) / 感想・レビュー
おさむ
日本を代表する宗教学者だけあり、古今東西の宗教や思想に関する知識が散りばめられた難解な書物でした‥‥。ただ、題名に偽りありで、パクスヤポニカに関する論考はほんの一部で、それ以外の雑多な論考の方が分量が多い。はじめに宣言しているように、情理兼ね備えた認知、文武両道の伝統、神仏共生の多元主義が日本文明の誇るべき思想という主張はとても興味深くて読み始めただけに、話が散漫になっているのは残念でした。
2017/11/03
夢仙人
ストロースとサルトルの議論から始まりフクヤマの歴史の終わりまでハイレベルの議論がされている。ちょっと難しかったです。
2015/02/01
こやじ
なんだか、消化不良の感じがしました。論点がぼやけてしまったような気がします。
2013/12/31
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