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ミッキーの書式 戦後まんがの戦時下起源 (角川叢書 53)

ミッキーの書式 戦後まんがの戦時下起源 (角川叢書 53)

ミッキーの書式 戦後まんがの戦時下起源 (角川叢書 53)

作家
大塚英志
出版社
角川学芸出版
発売日
2013-03-23
ISBN
9784047021532
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ミッキーの書式 戦後まんがの戦時下起源 (角川叢書 53) / 感想・レビュー

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きいち

『稲作以前』が面白かったので、今度は「手塚以前」を。◇日本の現在のまんがが、15年戦争期にディズニーとエイゼンシュテインを統合してなりたった表現なのだ、というのは、ここ最近この時期の教育や文化、民俗について読み続いてきた身にはとても納得感が高い(そんな表現だから世界に受ける、というのもごもっとも)。アヴァンギャルドの美術家だった田河水泡、まっすぐ表現をした結果が「のらくろ」だったというのも素敵。◇ただの手塚神話外しではない。キャラと視点を物語で統合する手法は手塚起源、手塚の凄さがより際立ってくる気がする。

2014/06/21

yyhhyy

戦時下の表現規制が戦争賛美ではなく科学的教育だったという指摘など実に興味深い

2013/11/16

seichan

明治や大正にさかのぼって、日本マンガやアニメの源流を探っている。「ディズニーとエイゼンシュタインの野合」という表現がすごすぎる。ロシア・アバンギャルドの芸術論、映画論、ディズニーという最初期の文化グローバリゼーション、十五年戦争の時代のソフトな統制など、論じられていることには広がりがあって面白かった。

2013/10/09

 

小熊秀雄

2016/08/25

わとそん

まあまあ

2014/03/26

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